No.3089 2023-10-13 22:37:47 |
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( 獲物が完全に堕ちる事を受け入れれば、魔力で形成したこの檻は彼女自身の身体に吸収されるように消えていく仕様。その身体の中で心を檻に閉じ込め操る、と言えばいいだろうか…端的に言うとそんなイメージだ。頬から顎へそっと手を滑らせ文字通り悪魔の囁きを耳に落としていけば、みるみる内に虚ろになる瞳と漆黒の魔力が煙のように纏わりつき段々と小さくなっていく檻が間もなく完全に堕ちてくる事を示していて。──もう、後少し。満足そうに其方を眺め笑みを深めた時。静かな筈の校舎内に遠くの方から人の駆ける音が近付いてくる事に気が付く、が、此処は死角であるしそうそう見つかる事はない。普通の人間ではこの檻を視界に捉えることさえ出来ないし、例え誰かに気づかれたとしても上手く誤魔化せば良い、なんなら其奴も堕としてしまえば問題ない。そう、いつも通り余裕綽々の態度で目の前の獲物に集中しようとしたのも束の間。尋常ではない速さで向かってきた足音が止まったと思う隙もなく凛とした声がその場に響き渡り。こちらを窺えないよう顔を伏せた状態で目線だけをそちらに向ければ意外、ではないが誤魔化すには少々厄介な相手である事が確認出来。──過去に聖人と言っても過言ではないと評価したクラスメイト。その純粋さは堕とし甲斐があるが付け込む隙を作るには如何せん時間が足りな過ぎる。なんてタイミングの悪さ、惜しい事この上ない。それにしてもあの速度で走っていて迷わずこの場で足を止めた事は気になる、のだが兎にも角にも今は誤魔化す必要がある、ここは焦らず冷静に対処せねば。さて人間であれば檻自体は見えない筈だがこの瞳の色は別。檻へ注ぐ魔力量を少し減らして調整し怪しげに輝いていた紅を引っ込め、普段通りの黒い瞳を彼女の方へ向けてはにこりと微笑みかけつつ傍らの彼女を気に掛ける風を装いながら小声で申し訳なさそうに、けれどもはっきりと暗に立ち去ってくれないかという意味を込めた言葉を口にして )
──びっくりした。あれ、阿久津じゃん。どうした?そんなに息切らして……っあー、勘違いしないでな。今ちょ~っとこの子の相談に乗ってるとこなの、…悪いけど少しだけそっとしといて貰っていいか?
( / お待たせいたしました…!お気遣いもありがとうございます、絶賛花粉に悩まされる日々ですがこちらも無事お返事を書き上げる事が出来ました…!
背後のみ文でもお伝えしましたが改めて、3089様の文章に不自然な部分は全くございませんのでお気になさらず~!
逆に今回当方の上記ロルで自分が話した設定との誤差が無いか不安なくらいで…、もし違和感がありましたらこっそり教えてください…!
契約諸々につきましても、本当に散文と言った感じだったのですがご確認いただきありがとうございました…!天使の力も把握と共に素敵能力ばかりで今後登場する機会が楽しみです…!
丁度能力の話なのでこちらに書かせていただくのですが、今登場している魔力の檻も天使の力で破壊したり等していただいて構いませんのでので…!ちなみに拙宅はまだ絵留ちゃんを人間だと認識しているので檻は見えていないものと思っております…丸見えなんですどね…!( 笑 )
言い寄られる事に不慣れでドギマギしてしまう絵留ちゃんは可愛過ぎてじっくり反芻しました…。体育祭素敵ですね…!クラスの為に協力せざるを得ない二人、是非拝みたいです…二人三脚とかやってみてほしいですね…!またプライベートでの遭遇という案から、獲物探しに訪れた場所がお出掛け定番のショッピングモールや遊園地で、なども楽しそうかも…!と妄想を繰り広げてしまいました…!
妄想が留まる所を知らないですが展開がひと段落した頃にまたじっくり、ですね…!
最後に、お話出来るのが嬉しくてまた更に長文となってしまったのですが蹴れる所は随時蹴っていただいて構いません~!ロルの方も前回から続く能力描写の名残りで少し長めですが徐々に短くなっていく…と思われます…!よろしくお願いいたします…! )
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