匿名さん 2023-10-12 23:33:11 |
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>>8、>>9 ると様
(こちらこそよろしくお願いします!
ロスティア様もよろしくお願いします!
ドッペル推奨との事ですが、とりあえず最初の方は前線でのロル回しに専念いたします。
初歩的な質問であれなんですけど、前線に絡みに向かわせて頂きますが、前線というのは壁の外、という認識でよろしいでしょうか??)
-前線-
ディザスタはゆらりゆらりと血溜まりの上を歩く。目の前に広がるまばらに散らばった遺体と血生臭さにもすっかり慣れてしまったのか、頬を撫でる涼しい風の感触が気持ちいい。と言っても目の前の悲惨な光景はディザスタによるものではなく、彼が前線を襲撃しようとやって来た頃にはすでに事は終わっていた。別にマモノにでも襲撃されたのだろうか。
「…弱いな。もっと本気でやらないとお前たちに未来は無い」
落胆したように小声でボソボソと呟きながらディザスタは倒れているひとりの部隊員の隣に立ち、スラリと長剣を背中の緋色の結晶から引き抜く。まだ辛うじて息があるその部隊員の背に向けて長剣を振り下ろそうとしたその時、パキリ、と何かを踏み抜く音がディザスタの耳に入る。
ディザスタは手を止め、振り向きながら物音の主に問いかける。
「誰だ」
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