リッド 2023-10-11 19:27:07 |
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>>宮田先生
久しぶり、か……やっぱ大変だったんだな…
(状況は違えど久しぶりにゆっくり出来る。それに関して共感出来るらしく苦笑いしつつ軽く頷き、この世界も安全とは言えないが自分がフォローすれば何とかなるかと思いつつ軽く肩をすくめ)
あ、いや別に…警告みたいなのがあるだけマシじゃねぇの?こっちはいつ何があるか、分かったもんじゃねぇからなぁ
(サイレン音ということは何かしらが起こって警戒しろということ。この世界に今のところそのような施設は見えないし外を出歩くのに警戒を怠ればいつ何が起こるか分からない。…茂みの向こうに小さな気配がしてそちらに身体の向きを変えじっと見据え。そうしている内に何かが飛び出してきたので一度は剣を構えるものの、脚に怪我を負った子供の狼はこちらまで届かず着地して短い悲鳴を上げ片脚を上げ鼻を鳴らし)
……ったく。ドジな奴だな
(様子を見れば苦笑いし呟いて。こちらから歩み寄り距離を詰めれば子供の狼は逃げ出そうとするものの脚の怪我が痛むらしく上手く動けずに居て。「傷付けたりしねぇから安心しろよ」とその場に屈み剣を置いて立ち上がり、両腕を上げつつ更に距離を詰め。目の前まで来れば怪我をした脚のそばで屈み「次同じことしたら狩るからな」なんて脅しつつ腰のポーチから瓶に詰めた傷口に塗るお手製の薬を取り出し、蓋を開け手に取れば塗っていき。染みるらしくその間狼は悲鳴を上げるものの牙を立てたりはせずじっとして「いい子だ。……よし、終わったぜ」その様子に微笑みつついい子だと褒めてやり。今度はポーチから包帯を取り出しては素早く巻き付け、これで大丈夫だと終わったと声を掛けてやり。短く元気に鳴いた狼が身体の向きを変えて、舌を覗かせペロリと頬を舐めた後、治療したばかりだというのにまるで何もなかったかのように元気に走り去っていき)
調子のいい奴だな……
(猟師としてなら本来は狩るべき命。分かってはいるが元気に去る背中を見れば呟きつつも自然と微笑んでおり。薬瓶の蓋を閉め、包帯と共にポーチに戻してゆっくり立ち上がり、剣も回収しなければと振り向いて)
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