──はー…、トマト鍋って初めて食ったけど意外と美味いモンだな( 某日眠気さえ催す穏やかな昼下がりに彼との逢瀬場であるアトリエの一室にて。自身の思いつきで提案したトマト鍋なる物を、ネットに転がるレシピを参考に作り胃に収めた頃合。片付けも終え至極満足気な笑みを湛えては、恋人見遣り「美味かった?」と問いつつ持て余す脚を組み )