それから2人は、(〆)

…顔だけ似てて中身全然似なくてね…。…俺らの顔だけ好きなやつなら飽きるほど見てきたけど。（長らく海外にいた所為か同姓同士という観点もどこ吹く風で、そこら辺を走る車などを胡乱に見つめ/感情の壁が想像できる声音やら、反して弟のことになると敏感に反応する様には其方に視線が自然赴き、）…教えない、方が。…楽しそうだね…崇臣くん。（ゆっくり、ゆっくりと笑みを浮かべるは悪童じみていて。楽しいのは自分だけだけど、自身にとってはそれで全てか。愉快気に息を吐き出し）…大したことはしてないよ。ギリ、そのうち許されるかなくらいのこと。…ヒントはそれだけ。…感じ悪くならないよう、お礼は一個…しようかな。（煙草の火は消して、吸い殻をケースに仕舞い込み、流れるようポケットに入れると同時にスマホを取り出し。人差し指一つこちら側にちょいちょいと動かし、ちょっと来て、と動作促して）