安藤継彦 2023-10-03 00:07:42 |
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そうしようか、…というかずるいよな、こういう…氷水に浮かぶ酒なんか美味しそうでしかないんだよな…( 数歩もすれば立ち寄れる屋台の一角に此方は視線移ろい、正規価格より相当盛っている値段を一瞬恨めしげに眺め/それも長くは持たずハイボール缶を一本手にしたなら彼は何にするのかを視線向け、)…国が傾くほどの容姿だったらもっと有効活用してると思うんだよなあ。…崇臣くんは絶対僕を過大評価しすぎだと思う。(自意識にそこまで美醜の頓着は無いゆえに片眉下げながら疑問の色を示し率直な感想を )…そうかい?…体調とか悪酔いしたとか無ければいいのだけれど、(明らかに様子がおかしいのは分かるものの根本は分からないのか僅かに心配そうな口調で彼をそっと見守り )
…物より言葉が好きなんだ。…という観点からすると、…君の言葉は僕にとって常に新しいし、それが何より、…あ。──…、やばい正気に戻ってきてる恥ずかしくなってきた逃げていいか…!(酒気帯びで存外素直な物言いだったが急に理性スイッチが起動し始め大分変なことを言っているのを今更自覚するとじわじわ赤面しながら見られたくなさそうに視線外しながら早口で捲し立て) …へえ、スピネルって赤いものの印象があるけどこういうのもあるのか。…良いと思う。僕もそれがいい。(用済みのスマホをポケットに仕舞い込み/屋台の暖色の灯りの中照射角度で変わる宝石の色合いは自身の目にも魅力的で、二つ返事で口角持ち上げながら頷き、)
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