それから2人は、(〆)

──…会わなかった分なのか、…こうした戯れも一喜一憂も目にするだけ信じ難く、…変なバフが掛かってるのか割と許してしまうな。…変な気分だ。（押し通る柔い指先に準って目を一度閉じ、纏まらないなりの答えを口にして／謝罪の言葉には気にした様子もなく軽く首を横に振り、自分の感情の整理のつかなさに自嘲気味に笑い）…崇臣くんの好意につくづく弱くてほんと草しか生えない…！（意地を張るとかいうブレーキが現在故障してるのか気付けばそうなってたくらいの体感でハッとしながら／密接する身体と腕の中でさめざめ弱く声音零して）
…オムライスか、それは僕も好きだから一挙両得というか。…、見た目が良いのが出来る保証は一切ないけど努力はするよ。（作れるかはさておき嬉しそうな様子に悪い気はせず、されど諸々の懸念がある為に念を推すように答えながら此方も小さく頷いて）…僕も腹が減った。…気遣ったつもりなんだがなあ、…ッフ。…帰りにコンビニでなんか甘いもの買っていいかな。（雑に撫でられる頭を動作に合わせて揺らすと楽しそうに一笑した後に爪先で踵を返し、近場なれど一緒に歩くというのは楽しそうな気がして浮き足立ちながら顔だけ振り返って尋ねてみて）