それから2人は、(〆)

（　/　…相変わらず不器用だなァ。んや、でもさ。よく考えりゃ、ここまで素直に表現してくれるくらい俺に慣れてくれてンの、愛おしい以外の何物でもねぇのよ。そりゃあ刺さるように考えてっからね、…どう？本気か戯言か、ツグさんが判断していーよ。深掘り、か。まあ、やっぱり複雑ではあるな。けど俺も兄ちゃんとまた話せる機会があれば嬉しいし、そうだな──彼処で恋人を作らない…俺だけ、って約束してくれンなら自由にして貰って構わねぇよ。正直嫉妬やら負の感情が溢れてる事に驚いてる。でも同時に強固的な束縛をするのは避けてぇの。あんたら兄弟は自由が似合う。作家先生的にゃ、この案どう思う？
それは大袈裟。…とも言い難いわな。久しいのに骨の髄までツグニズムが浸透してるみてぇ。なァ、その顔すげぇ見たい。再会して早々にお預け喰らうとか、気の長い俺でも相当もどかしいんだからな！……破壊力すげー…、早く嫁に来て　）