>all 「これは……。やったかもしれないわねぇ。」 小道の真ん中で立ち尽くす。周囲は覚えのない道。完璧に迷子だ。 帰り道はそう複雑ではなかったはずだが、何処かで道を逸れてしまったのだろうか。 「さて、どうしようかしら。」 進んでも止まっても結局場所が分からないなら同じである。ならば。 数秒の間を置いて、迷子は軽い足取りで歩き出した。 (/絡み文置いておきます!)