黄昏と宵闇に誘われて【和風ファンタジー/妖怪/3L/日常/途中参加歓迎】

【世界観/用語】
ー黄昏街ー
夕暮れ一色に染まった街。
一際高い場所に古びた神社が建っており、眼下に森が広がっている。森を抜けた先にぽつり、ぽつりと民家が点在している。

ー宵闇街ー
際限なく闇夜が広がる街。
ずっと夜店が出ており、表は縁日のようなライトな内容が大半。少し奥まった場所へ進むと、夜を煮詰めたような妖しい雰囲気の店が立ち並ぶ。

ー陸辻神社ー
黄昏街と別の世界（此岸)を繋ぐゲート。
此岸で鳥居を潜った者、何らかの理由で此岸から離脱した者が辿り着く。古びている雰囲気はあるものの朽ちている様子はなく、隅々まで手入れが行き届いている。また、此岸へ戻る道はなく、スマホは圏外を指し、PCはエラーを吐き続けるなど、電子機器がガラクタと化す。

ー隠顕鳥居ー
此岸にて突然現れる鳥居。
寂れた公園や空き地、人気のない路地裏などに現れ、黄昏街に人を誘う。鳥居を視認できる人間とできない人間に分かれており、その明確な区分はわかっていない。また、鳥居を潜って戻ってきた者はおらず、都市伝説的な噂程度で留まっている。

ー妖人ー
黄昏街や宵闇街の住人で此岸で言うところの妖怪の姿をしている。
稀人の精気を糧に生きており、彼等へ積極的に接触して存在を保つ。そのため、飢えた妖人は様々な欲を刺激する宵闇街へ集まり、稀人を妖しく誘う。食の細い妖人は黄昏街を中心とした生活を送っており、たまに宵闇街へ降りてくる。また、稀人は常に精気を生産しており、命が潰えない限り無限に精気が溢れている。つまり、精気を吸われて命が奪われることはない。

ー稀人ー
黄昏街へ迷い込んだ此岸の人間。
多くが記憶に何らかの影響が生じており、此岸での生活を詳しく思い出す事ができない。自分を構成する要素については思い出せるものの、黄昏街へ来た経緯や直近の記憶が曖昧な者が殆ど。黄昏街での生活に満足する…つまり、心残りがなくなると存在が消失する。

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