+' 　死屍累々アリスゲーム 　'+【 特殊バトロワ / 3L 】

◆　不思議の国の住人一覧（暫定）　◆


【　自暴自棄な庭師・パティ　∥　司る力 … 過再生　】　
腕が１本千切れればたちまち３本生えるような、足を失えば強靭な足が生え人知を超えた脚力を手にするような、失うことによって力を得る特性のせいで自分が傷つくことこそ是とする戦い方はまさに自暴自棄と形容されても仕様がない。中には戦いとなると自ら髪を毟り生えてきた髪を触手のように操作したり、自傷することで流れ出る血液を武器とする器用なアリスもいたそうな。
パティは若い男性型。薄汚れた白い兎耳をダラリと垂らし、陰気臭いジト目を稀にギョロギョロさせる。背は170あるかないかで、ダボダボのオーバーオールに丸っこいブーツ。すぐ墓穴を掘れそうな馬鹿でかいスコップが相棒。薔薇園を整えても整えてもすぐにアリス同士の戦いで荒らされてしまい、庭師としてのアイデンティティをズタズタにされ自暴自棄になっている不憫な住人。


【　醜形恐怖症の公爵夫人・セリセ　∥　司る力 … 幻影　】
幻は見破られるまでは事実となる。すなわち自分は触れただけでアリスを木っ端微塵に出来るような最強の能力を持っていると信じさせたり、相手のトラウマであろう巨大な炎の渦を幻で再現してみせたり、想像出来る限りは万能な幻影を魅せられるだろう。忘れてはならないのは自分自身が強くなったわけではないこと、その虚飾を剥がされないよう煙に巻くのが得意な搦手タイプ。
セリセは妙齢の女性型。絹糸のようなブロンドに憂いを帯びた桃色の瞳、紛れもない佳人であるにも関わらず自身の容姿に関する自己肯定感があまりにも低い。身長は160ほどで、コルセットに引き絞られた腰は今にも砕けそう。うじうじと面倒な性分だが繰り返し容姿を褒められるとコロッと落ちてしまうチョロ夫人。虚飾を見破る力には乏しいらしい。


【　怠惰なトリックスター・チェシャ　∥　司る力 … 引力・斥力　】
物体を思うがままに引き寄せ、弾き飛ばす。難しい事は言わない、単純ながら強力で至極便利な力である。制御が上手くいかないうちは自分も力に振り回されるかもしれないが、慣れればあちこちで寂しそうに突っ立っている剣たちを意のままに操り下僕に出来るだろう。ちょっとティーカップを引き寄せようとしたらうっかり加減を間違えておでこにめり込んでしまった、なんてならないように。
チェシャは青年型。ひょろりと長い手足、痩せた身体に似合わないボフボフとしたボリュームに満ちた縞模様の尻尾。尻尾を専用のソファー代わりにして猫よろしく丸まってぷかぷか空中を漂っているので、立ち上がった時には190ほどある体長にギョッとする。面倒くさがりで省エネな性分。猫らしく自分勝手で執着心が強い。


【　独善的な帽子屋・クライド　∥　司る力 … 矛盾　】
確実に何かを貫く。確実に何かを防ぐ。ただし攻防を同時に行うことは出来ない、両極端な力。貫く瞬間の隙さえ突かれなければ攻防一体である。攻撃は最大の防御、それが通ずる素直な相手ならば苦戦はしないだろう。明快ゆえに融通が利かないかもしれないが、それもまた一興である。
クライドは青年型。チェシャより幾ばくか歳上に見える。ド派手なシルクハットに目元は隠され、口からはギザギザ尖った歯が覗く。すらりとしたスタイルにはスーツがよく似合う。金の杖を持ち歩き、アリスを見る度に憐憫の情を寄せる。ただしアリスを可哀想だと言いながらも庇護の対象とは見ていない。あくまでも見守るスタンス。


【　盲信の騎士・ジャックハーツ　∥　司る力 … 護衛　】
ジャックハーツそのものに戦わせる力。鎧と馬、巨大なハルバードに鍛え抜かれた身体、並の人間は敵ではないがアリス相手ならば実力は拮抗するはずだ。ジャックハーツが敗北した時、彼とキスを交わすことで彼の身体能力や装備、馬を引き継ぎ自在に戦うことが出来る。なお後述する過去のトラウマによりジャックハーツはアリス相手に本気を出せない。
ジャックハーツは青年型。クライドと同世代に見える。男らしく精悍な顔つきと鍛えられた身体、爽やかな短髪。目元の傷跡がどこか危うさを帯びさせる。身長はクライドより少し高くチェシャより低い。かつて自身が案内人を努めたアリスによって、自らが恋した別のアリスを手に掛けさせられた過去を持つ。依存体質で女王至上主義だがゲーム中は案内人の役目を務めるため、アリスに対して女王代わりのように接する。


【　圧倒的女王・ベルフェリア　∥　司る力 … 断絶　】※二代目アリスから指定可能
自分に向けられた害をなす力を完璧に拒絶する力。拒絶するものの属性は問わない。力を発動すると女王の冠と羽衣のようなものを身にまとい、羽衣に触れたものすべて木っ端微塵にしてしまう。ただし羽衣に何かが触れる度に冠がひび割れていき、１０回ほどで砕け散る。そうなってしまえば残るものは身一つとなる。
ベルフェリアは少女型。上記の誰よりも小さな背でありながら何ｍも裾を引きずる純白のドレスと大仰な冠、真っ白な孔雀の羽の扇がお気に入り。髪も睫毛も虹彩も何もかも白白白。尊大な態度ながら幼子特有の隙がある。幼い見目ながら不思議の国で最も慈悲深いかもしれない。


・今後気が向いたら住人は増やしていく予定です。
・本編が始まったばかりの頃は、最初に選んだ案内人と行動を共にすることになります。
・一覧以外の能力が使いたい場合、「こんな能力でこんな性格の住人が欲しい」等のリクエストを頂ければ順次住人を増やしていきますので、ぜひお気軽にお申し付けください！



∥∥ レス禁 ∥∥