匿名 2023-09-07 21:36:05 |
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逃がさないとばかりにちからが込められる、折れたらどうすんだ!
「僕は貴女をすきですきで愛してるんです、だから貴女にも僕を好きになってほしいんですよ」
こいつは危険だと本能が警鐘をならした、分かってる、でもにぎられた手が微動だにしない
「貴女にとって僕はただの友人ですか?ねぇ、答えてくださいよ」
腕を引かれ頬に手を添えられた、
「ねぇ、ノエル君、僕のものになってくださいよ」
ヤバい、何がヤバいって?全部だ、捕まったら終わりだ、とっさに足が出た、ホープの腹にけりを入れその隙に二階へかけ上がった、だがこの家はあまり広くない、自分の部屋に入り鍵をかけた、そのまま窓から飛び降り駆け出す、今裸足だとか寝間着だとか気にしていられない、
(あぁ、せめて武器を持ってくるべきだったかも)
いくら鍛えていても素手で戦闘経験蟻の男性に勝てるかと言われれば無理だ、しかも相手は状況を見越して恐らく空からの捜索もかのうになっているだろう、ただただ息を殺して静かに隠れた、悪夢だ
(あれ、このあと俺はどうなったんだっけ、?)
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