<20 「こんにちは、校長。」 少し遠目からでも目を引くようなその姿を見つけ挨拶をする。純粋なエルフと混じり物である自分本人が意識して居なくても本能が少し気を引かさせているのが目に見えた。 「気になるなら直接授業をご覧になりに行けば宜しいのではないですか?」 外の授業を見ている校長にそう言った。 (/大丈夫です。絡ませていただきました。