匿名さん 2023-08-08 20:28:29 |
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(/大丈夫です。では以下より始めさせていただきます。また何かあれば宜しくお願いします!/蹴可 )
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( チャイムが教室に鳴り響く。皆それぞれにお弁当を持って集まったり、購買にお昼を買いに行ったりと動き始める。そんな様子を見て自分も購買に行ったついでにどこかで食べるかと財布をポケットに突っ込むと席を立った。それと同時に目が入ったのはうちのクラスの人気者─いや、この学園1モテるであろう男が女子に囲まれながらどこかへ移動していくのが目に入る。あんなに休み時間の度に付き纏われて大変じゃないのだろうか、と不思議に思いながら教室を後にした。
購買でパンをひとつ買い終えると、どこか人がいない静かな場所へ。そう思い足を運んだのは旧校舎の空き教室。ここは滅多に使われることの無い自分の休憩場所だったりもする。いつものように、扉を開けようとすると中から話し声が聞こえその手を止めた。女子と男子がいるようだが、告白でもしているのだろうか。とさほど興味はないが中の様子をうかがい。)
【女子A】
ねぇ、誠悟。なんであたしと付き合ってくれないの?
( 空き教室に呼び出した相手をうわ目に見て、可愛らしい声色を出す。いつも一緒にいる彼が自分のことを何とも思ってない訳がない。と言わんばかりに相手の腕に擦り寄り。)
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