>セベク(葵) …あ、そうか。一緒に行ってもいい? (彼の返答を聞き、思い出したように間の抜けた声を上げた後、ふと腕時計に目を落とすと次の授業の移動時間が近付いてきていることに気が付いたらしい。呑気に昼寝をしているグリムの首根っこを掴み、肩の上に乗せては相変わらずの何を考えているのか分からない表情でそう問いかけつつ、相手をじっと見つめ)