通りすがりの監督生 2023-07-20 13:07:25 |
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(お帰りなさいませ。私事ですが…レオナおじたん50連で来てくれました!!ついでにルキアーノのall宛ロルを記載し直しておきます)
>セベク(葵)
…引き止めてごめんね。…セベクは今から授業?
(呼び声なのか、はたまた動作なのか─どちらにしろ彼女に気付いたらしく、声を掛けた人物が椎名の元へやって来た。相変わらずの大音響で発せられる注意を軽く受け流していたが、彼の目線がまだ中途半端に濡れたままの制服に向けられていることに気が付いた様子だった。普段と変わらない、何を考えているのか分からない─仏頂面のような、何とも言えない表情のままブレザー部分の裾を掴むと「…急に雨が降ってきてさ。濡れたから乾かしてるんだよ」とこれまた何とも思っていないような口調で淡々と述べて)
>all(ルキアーノ・レドミリア)
…これが…「はっぴーすくーるらいふ」というもの…なのかな。
(運動場で行われている1年生の体力育成の授業を空から穏やかな瞳で見守る、随分と小柄な少年―ルキアーノはそう呟いた。暫く授業を眺めた後、近くの木陰に腰掛け、何の気なしに教科書を開く。が、綴られている歴史がどれも退屈だったのだろうか、すぐに閉じて鞄に仕舞ってしまう。虚空に向かって指を一振りすれば、眷属らしい白兎が足元を駆け回り、もう一度振れば指先から美しい火花が散る。そんなことをして時間を潰し、ぼんやりとした様子のまま、何気なく地面に横たわって)
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