Welcome to the Villain's World.【twst/募集/創作有】

>オスカー・オルカ様

別に大したことでは無いのですよ。
これを彼に届けてくれ、と頼まれまして。

(そう言って1冊の小綺麗なノートを差し出す。端には相手の名前が書かれており、とても丁寧に使っている印象を受ける。にこやかにそれを差し出す裏では脳内会議が行われており、前にオスカーが怖い、と相談してきた頭にイソギンチャクを生やした生徒がいた、その時は占いで、彼の裏側というものが見えなかった。という情報を脳内でまとめ、彼がいつも周りに見せている穏やかな態度に戻っても依然として恐怖心がつきまとい)

>フロイド・リーチ様

あー......終わった。

(よりにもよって気分屋の方のリーチにエンカウントしてしまった。そして彼は今日に限って機嫌が悪い。私運悪すぎないか。せめてもう片方のリーチだったらまだ救いはあったのに......って、それは失礼か。この人とは関わりたくない！最近話題の監督生とやらをみてそれは学んだ。咄嗟に上級生に100マドルを渡して「それが賠償金ですんでもうこの話はお終いにしましょう、では」と早口でまくし立てその場からずりずりと後ずさろうとして。謎の臨時収入が入って困惑している加害者だったはずの上級生はその場に呆然と立ち尽くし、被害者だったはずの彼はその場から去ろうとする何ともシュールな絵面となり、「フロイドさん、誠に申し訳ないです。話は終わりましたのでご容赦くださいませ」などといいつつ彼の頭の中は恐怖心で埋め尽くされているようだ。一体何を見たんだ。)

(/大丈夫ですよ！むしろウェルカムです。)