通りすがりの監督生 2023-07-20 13:07:25 |
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>(オスカー・オルカ)エイラはん
…ん?ああ、エイラはんやないの。どないしましたん?
(口から泡を吹いて悶え苦しむイソギンチャク、そして"それ"を見て更に顔色を真っ青にする他のイソギンチャク。冬の海のように冷たい瞳で両方を見下し、眼の前でガタガタと震える最後の対象に手を伸ばしかけたところで、自身を呼ぶ同寮生徒の声が耳に入った。彼はぴたり、と途中で手を止め、今までの薄ら寒い空気が嘘のように穏やかな空気を纏った微笑みを声の方向へと向ける。「俺に何か用でもあらはるん?」助かったと胸を撫で下ろすイソギンチャクを裏切るように片腕に触れ、ユニーク魔法を発動させてから姿勢を正し、"表向き"の親しみやすい態度を纏いながらそちらの方へ近付いていき)
>フロイドはん
…そないなこと、俺に言われても困るんやけどねえ。
(突如として現れた奇妙な乱入者─副寮長の片割れが自身に問うた質問は、あまりに呑気だった。思わずイソギンチャクと"お話"中なのも忘れて苦笑いを浮かべ、仕方無さそうに溜息を漏らすと「…逃げたら本気で沈めるで」とまだ五体満足なイソギンチャクの耳元で低く囁く。壊れた人形のように何度も何度も頷くイソギンチャクを放置し、「…何処に置いたんやっけ」と言いながら近くに掛けてあった自身の帽子を手に取り、ちょこんと頭に乗せつつ、もう一人の副寮長のキノコ祭りから避難させた食材の保管場所をガサガサと探っては底の方に埋もれていたネギを引っ張り出すと、「ああ、コレやコレ。どうぞ、フロイドはん」と差し出し)
>23
>25 様
こちらこそ、宜しくお願い致します。
此方のCは基本的に皆様のことを(名前)+はん という呼び方を致しますが、ご不快などあれば修正致します。
>(椎名葵)セベク
……あ、セベクだ。
(先程びしょ濡れになった制服を乾かす為なのか、休憩時間の間中、ずっとぼんやりと日向で休憩していた椎名の耳に、もうすっかり聞き慣れた大音量の声が耳に入ってくる。隣で耳を抑えるグリムとは対照的に、椎名はただその声の持ち主の名前を呟くとまだ濡れて重たい制服のまま立ち上がり、「…おーい、セベクー」と気付いてもらう気があるのかないのか、眠たげで覇気のない声で呼びかけながら仕草だけは大きく何度か手を振って)
>24様
こちらこそ、宜しくお願い致します。
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