社長 2023-07-13 18:59:54 |
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>>262 古月さん
んふふ、私雪女ですから。へいきです。
( 優しい灰色の瞳に見つめられれば、舞台上の恐ろしい雪女の姿からは想像できない気の抜けたにへらとした笑顔を浮かべておどけてみせる。いつもよりも彼の真っ直ぐな視線が近いことにふと気がつけば、ぱち、と瞳を丸くした後に「 (あ、そっか。私が高いのか。 )」なんてふと自分の高下駄の存在を思い出せばいつもよりもずっと顔の距離が近い彼の冬空のような瞳をじっと見つめてしまい。意外とまつげ長い、二重綺麗だなあ、モデルさんみたい。だなんて実にマイペースにそんなことを考えていたものの思わずまじまじと彼を見つめてしまったとふと我に返っては誤魔化すようにぱっと微笑んでは「 それに、古月さんといる時はなんだかぽかぽかするのできっと大丈夫です!ご心配ありがとうございます。……あ。でも準備にちょっと時間かかっちゃうかも。お時間平気ですか……? 」ともう一度だけ繋いだ手にきゅ!と柔く軽い力を込めてはそっとその手を離して。これからウィッグを脱いで衣装を脱いでメイクを落として、それからすっぴんはちょっと恥ずかしいから少しだけメイクをして、髪の毛を整えて。意外と女の子はすることが多い。少し待たせてしまうことだけが懸念点なのかにこは眉を少しだけ下げては確認するようにこてりと首を傾げ。 )
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