一等星を目指して【創作/3L/初心者、途中参加歓迎】

>>206 古月さん

( ／とんでもないです！
私もにこを動かすのが久しぶりなので以前と違う喋り方やロルの回し方等も変わっているかもしれませんが、やり辛い等ございましたらお気軽に仰ってください……！！ )


！、はぁい。

( さてそろそろ着替えなければ、と着物の袖をひらりと翻した刹那。ふと届いた礼儀正しく楽屋の扉をノックする音に先程の冷たい雪女郎の瞳からぱち！といつものまんまるなにこの瞳に戻れば少しだけ京訛りの入ったような返事を返しながら扉を開けて。 普通の芸能人であれば自分で扉を開けることなんてせず扉をノックした側が承諾の返事を経た後に自ら扉を開けるのが通常ではあるのだが、どうしても手が離せない時以外は相手に開けさせるなんてことはしたくないというにこの我侭はたまに扉の向こうの人を驚かせてしまうこともあるけれど。扉の向こうにいたのは自分がバラエティの見本としてよく出演番組を見させてもらっている、同じ事務所の彼。いつもの朗らかな様子よりも少し緊張した面持ちの彼に〝ア、美味しそう〟だなんて思わず一瞬瞳を妖しく光らせた後にぶんぶんと自分の中から役を消すように美しい白髪を揺らしながら首を横に振っては「 おはようございます古月さん！見に来てくださってたんですね！ 」と彼を楽屋内に迎え入れながら瞳の色や髪色、服装などは先程演じていた雪女のままでいつものようににこにこと花がほころぶように微笑んで。 )