異能学園 打ち合わせ用

本編の方で黒宮派と毛利派の抗争が取り上げられていたので解説します！
生徒会長が行事で数日間学園から離れたタイミングで、京香が毛利派に奇襲され校外の病院へ搬送されたという連絡が保健室へ届きます。それにより毛利が生徒会長代理として一時的に権力を握りました。娯楽目的で毛利の話に乗った美月派所属の時任 絆(ときとう きずな)の協力もあり毛利派の攻撃で、司令塔不在で統制の取れない黒宮派の役員が続々と保健室に運ばれました。事態の解決の為に純平が単身生徒会室に乗り込み拳で敵を薙ぎ倒していきましたが解決まであと一歩の所で人質を取られて窮地に陥ります。ところが校外の病院に運ばれた筈の京香が颯爽とロベルトと共に登場します。ロベルトの転移能力で人質を解放すると、追い詰められた毛利は自決目的で窓から飛び降りるが瀕死の状態で生存していました。純平が治療しようと駆け付けるも、京香が毛利を背に立ちはだかり妨害します。それでも目の前の命を救いたい純平は毛利と保健委員一名を交換するという意地の悪い京香の提案を渋々飲んで毛利を助けました。その後、黒宮派は毛利派の何人かを取り込み勢力を拡大、毛利派の残党は停学を明けた甘理に纏められ甘理派に改称しました。なんやかんやあって保健委員会で引き取られた毛利は真面目に仕事に取り組み充実した生活を送る一方で、生徒会に引き抜かれた三鬼 涼音(みき すずね)は黒宮派に入ったことで闇堕ちしたという流れです。
さらに補足をしますと、この事件自体が京香が仕組んだもので、毛利派に潜伏させていたスパイによって毛利を唆して襲撃を画策させ、奇襲実行の日には実際には京香は何も被害を受けておらず、信憑性を高める為に保健室にも偽情報を提供する徹底ぶり。奇襲成功を信じて行動を起こした毛利は京香の狙い通り純平と衝突。タイミングを見計らったように京香が颯爽と登場したのもこの為です。スパイはその後に寝返ったように見せかけて手土産の他の役員と共に黒宮派へ帰属しました。