ゆっち 2023-07-06 00:23:07 |
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「……あ~、そういうことね……とんだ物好きが居ると思ったけど、それなら納得だわ」
(詳しい事情は知らない、相手の目的も分からない、だが確実に相手は何かしらの狂気的な目的を持ってあの馬鹿をパートナーと選んでいる、それは今隣りにいる優等生と呼ばれた一人の少女の瞳を見れば一目瞭然だ。そうして美浜の本性を垣間見た癒那だったが、驚くことも階段を降りる足を止めることもなく、いつもどおりの気だるげな表情のまま呟く。)
「……どうしてこう、生徒会ってのはマトモなのが居ないんだか……っと着いたよ」
(面倒くさそうにそう呟いたと同時に、生徒会室のあるフロアにまで到着した。そして、もう支えはいらないだろう?と言わんばかりに支えていた体制を解除して、少しだけ相手から離れる。そして先ほど本性を表した相手を見据えて、やはりパット見て普通の優等生にしか見えないことに良く取り繕っているもんだと感じていた。)
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