29325の名無しさん 2023-07-04 01:09:40 |
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それはまあ──あ。(出てきたのは年の差が無さそうな青年だった、少々驚いたのか赤い瞳を揺らしたものの至極真っ当な意見に反論もせず頷くに留め。さて、どうこの人を帰したものか──というか、ナイフ見られたし消した方が早いのは確実なのだけれど屋上は掃除が大変だ。悩みどころ、とその一瞬、背後、下の方で気配が揺れる感覚がして眼下の路地へと向き直り。慣れた様子で一人道を進む男がいた、酔っ払っているのか足元が少々怪しいが、ターゲットであることに間違いはなくここで逃す方が厄介なのは目に見えている。軽い跳躍で屋上のフェンスを乗り越えたなら、飛び降りる前に振り向いて)君がここにいる理由も興味無いけど、男の子一人で危ないよ
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