カムパネルラ 2023-06-22 18:02:23 |
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>ロディ
何?そがいに見つめんでよ。照れるわ( 射抜くように真っ直ぐな視線に狼狽える姿は少しも見せず、平然とした佇まいで視線に応えて。のらりくらりとした物腰で頭を傾けては今のこの状況を彼が何とかして飲み込もうとするのを邪魔をしないが手伝いもしないと言った雰囲気で見届けて。煌めく星々に視線を留めたジョバンニへ倣って視線を窓に向けて「 ジョバンニ、お前さんが元の暮らしと変わらんで生きていきたいって言うなら、降りる駅はサザンクロスステーションで間違いない。それ以外でも降りよう思やあ降りれるけどどこに続いとるかはわしにゃあわからん。 」外に向けた視線は既に見飽きた物。そうであれば再度正面に座るジョバンニに戻り、足を組み直してから先ほど見せた彼の動きから推測をした次の行動を尋ねかけて。 ) メモは?取らんでええの?
>オーブリー
どういたしまして!…………、……。ケンタウルの村は過ぎたから、次がサウザンクロスでその次が銀河ステーションよ。何も問題がないままだったら二十分くらいかしら。( 見慣れたカムパネルラ以外とこうやって会話を楽しむだなんていつぶりだろう。そう楽しさに満たされていれば伝えられるのは現実、彼が汽車を降りなければいけないと言う事。随分と長い沈黙は帰らないで欲しいと子供のような我儘との葛藤のせい、無意識に俯いて答えることを嫌がるように口を結び暫しの沈黙を過ごす。その間にもガタンゴトンと汽車が走る音だけは鳴ったまま、たっぷりと時間をかけて漸く長い髪をゆらと揺らしてから向き直ると窓を確認してから現在地から目的地までを教えて。う、うー、と躊躇いの後に唇を尖らせて「 でも、もう帰れないわよ。だって私のあげたキャンディ食べたでしょ?あーあ!知らない人から貰ったもの食べちゃうから降りれなくなっちゃったのよ 」罪悪感に駆られて身を小さくしながら、目一杯に首を窄めて俯いて。そうして伝えるのは誰がどう聞いても嘘だとわかる物言いで、そこからは折角出会えたのに帰って欲しくない思いが素直に伝えられないのが有り有りと見えて。また会いましょうとその一言を渡すことが出来れば綺麗な別れなのに、一時の感情のまま誰も得をしないそんな嘘で口を閉じて。 )
>アメリア
………ジョバンニ、君は次の駅で降りなきゃ。( 似顔絵を添えた手帳が喜ばれると思いつきで描いてよかったと心が満たされる。こんな風に喜ばれるなんて思っていなかったからその嬉しさはサプライズのように大きく、どういたしましてと定番の返事を嬉しそうに微笑みながらニコニコと答えて。ふと覗いた外の景色はもう間も無く彼女が乗ってきた銀河ステーションに到着をする。楽しいひと時を与えてくれたジョバンニをこのひと時から解放しなければならない。名残惜しさにもういっそこのまま黙って乗り過ごさせてしまえば、と考えが浮かんでしまった。そんな風に思ってしまった事を考え直して口を開き「 銀河鉄道が迎えに行った時にはまた会おうね。約束だよ 」もしも彼女がこのひと時を忘れてしまっても、きっと彼女の手帳に残る似顔絵が記憶の欠片として思い出させてくれるはず。そんな風に自分に言い聞かせて、片手をひらとしなやかな動きで左右に振り。少しだけ揶揄いながら見送りを )歩く時は転ばないように気をつけてね
(/ お世話になっております。場面転換に丁度良さそうでしたので一旦回収とさせて頂きました!次の交流希望を指名して頂いて、再度汽車の中で目を覚ましたら描写を頂けると嬉しいです…! )
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