カムパネルラ 2023-06-22 18:02:23 |
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>アメリア
どうだろ。……でもそうだったら良いな。( 柔らかくて優しい声が自分では知り得ない視点での意見を伝えてくれる。心から向き合う意識に沿って伸びる耳がぴくりと動きジョバンニへ向く。嫌いなら怒る事もない、その一言に頭を後つんと叩かれたような背筋がシャンッと伸びるようなそんな気持ちでふ、と吐息を交えた微笑みが浮かんで体から力が抜ける。こんな風に自分一人じゃ気付けない事に気づく事ができるから、等身大でぶつかるみたいな会話が楽しいと今一度ふふっと楽しさをそのまま浮かべた音で笑って見せて。受け取った手帳とペンを落とさないようにしっかりと手にして、鼻歌を歌うような楽しそうな声で焦らす返事を。「 だめだよジョバンニ。ぜったい見ないで。ほら、景色が綺麗だからそっちを見てて。 」その間も迷う事なくペンを手帳の空いたページに走らせる。大体五分を超えたくらいだろうか、完成したらページを開いたまま借り物を彼女に戻す。そのページにはとても上手とは言い難いが特徴を得たデフォルメの愛らしい絵柄で兎耳の生えた馴染みの顔、ボブヘアの大きな目をした可愛らしい女の子、気の強そうな顔のツインテールの女の子には特徴的な角、垂れ目のショートカットの男性には三角の耳。それぞれに矢印で兎、はちみつのジョバンニ、天馬、小狐、と名前を残して。自分の似顔絵をペンの先で指し示して )──これが俺。
>オーブリー
なっ、─ーーっ!!!( 軽んじて見られた、そう感じ取ると悲しさよりも悔しさや怒りが込み上げて。まるで瞬間湯沸かし器がシューシューと沸騰を知らせる時のようにカッとなった様子でただでさえ大きな作りの二つの目をバチっと見開いて今にも大きな声を上げるぞと控えるみたいに唇が開く。やりきれない感情のままワナワナと肩を振るわせると【 取り消しなさい! 】と怒鳴りつけるまで三秒前。二、一、とその時顔を背けたジョバンニが口にした言葉が今の流れで来るものとは思えずに動きも思考も共に停止させてしまった。窓の外でキラキラ輝く光が一つだけじゃなくて、全部揃えたのと同じ。それくらい美しい。奇跡だとも!、今まさに怒鳴りつける所だと憤慨していた気持ちは一転して鼻高々に。元より自分の好きな場所を、汽車の中から見られる景色の中で一番綺麗な星々よりも勝ると褒められればすっかり有頂天に。怒りで三角になっていた目元はすっかりご機嫌でキラキラと輝きを戻すゲンキンな対応で「 ジョバンニ!あんたってばとってもセンスがあるのね。今の言葉に免じてさっきの失礼は許してあげる。ふふっ。ふふふっ。奇跡よ、そう。奇跡みたいに綺麗なの。 」嬉しくて嬉しくて仕方がないと言った様子で両手が口元に運ばれて、足先がパタパタと揺れる。どうしたって抑えられない嬉しさを喜色満面の笑みで表しながら十分満足するまで賛辞の言葉を頭の中で繰り返して。「 そうだ。私のお気に入りあげる。 」ご機嫌なままポケットに入れた小さな缶を取り出すと中から透き通る黄色のガラス玉みたいなキャンディの入る包みを見せて。一つだけ指先でつまむとそれを差し出し ) 美味しいのよ!蜂蜜レモン味。
>ロディ
おはよう。ぐっすり寝とったね( 既に見飽きた夜の中を駆けたところで楽しみの一つも見出せない。退屈な汽車の中でジョバンニとの会話が唯一の楽しみだと正面で眠る男が目を覚ますのを待つばかり。星のかけらでも踏んでしまったのだろうか、ガタンっと大きく揺れたのに合わせて驚きを一番に目を覚ました彼に顔を向け。口元には人の良さを演出するような愛想の良い笑みを見せながら声をかけて。「 白鳥の停車場を過ぎたとこじゃ。サザンクロスステーションにゃあまだ遠い 」今ここがどこに当たるのか。ジョバンニが帰るために降りる駅をさらりと口頭で伝えて指の背でコツンと窓をひと叩き。 )
( / 初めまして、素敵な息子さまが来て頂きとても嬉しいです。先に烏にてお返事をさせて頂きますのでお時間が合った際のリアルタイム交流でも、置きレスでもお話をさせて頂けると嬉しいです。烏座が好みに煩い上に癖の強い男になってしまう為、お話の中で相性の問題などもあれば遠慮なくご連絡ください。挙げて頂いた他のカムパネルラも特別相性の悪さは無さそうなのでタイミングが合えばぜひお話しさせて頂きたく思います!それでは宜しくお願い致します。 )
◯ ご連絡 ◯
私毎で恐縮ですが7月中旬くらいまで( もしかすると8月上旬くらいまで )仕事が重なるかもしれず、顔出し頻度が下がってしまうのと置きレスばかりになってしまいそうです…。
スローペースになってしまうかと思いますがお返事できるタイミングで必ずお返事をしますので待って頂けると幸いです。
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