匿名さん 2023-06-02 12:20:04 ID:03d674a28 |
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レクト 【純潔】
柔らかい金色の髪が新たな風に揺られきらめく
夕焼けの草原の様な瞳が、新たな校舎をとらえていた
「一番古いもの…かぁ…」
不思議な入学式についていけるか不安になりつつしっかりしなければと頬を軽く叩く
古いもの、古いもの、なんだろうか
思考をしてみるが本くらいしか思いつかない。本なら図書館だろうか…見れば人がそちらに向かっていくのも見えた
「行ってみる…か」
動かないよりマシだろう、彼はそちらに向かって歩き出すことにした
服から見える義手はまだメンテナンスが必要ではない、この期間中に使い物にならなくなることはないだろう
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