匿名さん 2023-06-02 12:20:04 ID:03d674a28 |
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「……。」
最早彼女は少し安心したように息をつくとどこか冷めたように人の形をとり服を着ると学園長室とは真逆の方向を彷徨っていた。
気がつくと普段自分の使ったことがない美徳寮の方の食堂にいた彼女はポケットに入っていた小さな袋を思い出したように取り出すと中には小さなパンケーキが4つ入っていた。
大量のバターとメイプルシロップがそれぞれ2枚で挟まれているようだ。
口の中に入れると喉を焼くような強い甘さが滲み出て後味にほんのりバターの塩気が伝わってきた。
「売店にでも…いこうかな」
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