>127エルちゃん様 図書館に入ると同時にふわりと降りてくるどこか 幻想的な少女に目を奪われる。 「あれ?が、学園長・・・さん? あえ、えっと、 こんにちは・・・!」 数秒後、それが美徳寮の学園長であり、自分に手を振っているのだと気づくと、慌てて無い腕の変わりに尻尾を前に軽く上げ、 振り返す。ふと、学園長はここで何をしているのだろう、と思い首を傾げた。