緑さん 2023-05-20 14:28:52 |
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>荒川
(ああそうか、君は……そういうやつだったな。)
(奇跡的に繋がれた意識と聴覚から、自分との昼食を楽しみにしてくれていたり、さっき会った生徒に怒りを露わにする様子が分かり。こういう時でも相変わらずブレないところは状況と不似合いにか細く笑ってしまいながら、そのまま運ばれていく。別に…、そんなに焦ることもないだろうに。けれどそれが嬉しい自分もいて)
……コヒュー、ヒ~………
(乱暴に蹴破られるドア、一体何があったかと養護教諭が振り返れば、腕の中でいつも毅然としているはずの先生(暮里)が虫の息でいるのが見えたので酷く驚いた様子で。そしてほぼ常連の生徒からただならぬ様子で助けて欲しいと言われると、すぐに治療を始めると伝え)
……
…あ……。
(深く深くまで沈んでいた意識はやがてそこから浮上し、水面からゆっくりと顔を出したように静かに目覚めた。重い瞼をゆっくりと開けば、その先でシミの着いた白い天井が私を見下ろしていて。そして次に横腹の激痛と、そこから流血していく感覚がなくなっていあたり、治療が済んだことがうかがえて。何とか一命は取り留めたらしい、あとで荒川には感謝しなくては…)
(/本当にめちゃくちゃかっこいいですよ…切実に運んでいくところも当然含めて…。それはそうと、一旦治したあとの場面に切り替えさせていただきますね。)
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