事務員 2023-05-01 14:19:14 |
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>真壁
暮里「(もう少しで見えそうなんだけどな…)」
(やはり取り出すものが悪いのか、玄関にだんだんと近づき媒体に変換しても、激しいノイズとして結果が返ってくるだけで。もう少し意識を集約させれば正確に情報が拾えるだろうか。それからは、この先の集中にはむしろ邪魔になるであろう腕の意識を取り払うため力を抜いては腕を降ろし、己の意識を持ってしてそれに意識を集約させようとして。すると、だんだんと周期的に近いそれが音として近くできるようになり)
「…はっ…あたっ。 あ~…。……ごめんなさい、所長。」
(わずかずつながら大きくなってきた音に更に意識を集約させようとするも、それは肩に触れられ壁にぶつかったことで現実の方へ意識が戻り。目の前に置かれた壁…もとい障壁の前で顔を軽く手で押さえながら一歩引いては、今度は肩に置かれた手を辿っていく。すると、順当に所長の顔に辿り着いた。不安交じりにやれやれといった見た目の彼女の表情と、お湯を沸かすケトルの音がようやく耳に入り始めたことに気がつくと、ハッとした表情をしては謝罪して。どうやらまた癖が出てしまっていたらしい。ひとまず軽く前髪をかき分け整え、左頬の火傷跡を気まずそうに人差し指で軽く?きある程度体勢を立て直す。それからは、”視えたか”という問いにゆっくりと口を開いて)
「ええ、早速しっかりと視えましたよ~。あまり…タチのいいものではなさそうなことが、少々残念ではありますがね。」
「その玄関扉から薄く炎が漏れ出しているのが視えたんですよ。なので火元は事務所のすぐ外。そして見た目は赤黒、なんとなく粘性を感じさせる揺れ方でした。…恐らく、私怨の類かと。」
(立ち姿勢を変え、所長と並ぶような位置でいながら玄関扉へ向き直ると、朝一番に見えたものがあまりいいものでないことを残念がる様子を見せながらまずは視えたと伝え。ただ、本人自身は大したことはないと思っているためか懸念は見えない。それからは拾った情報を一つ一つ丁寧に整理しては、詳細にそれを伝えていき。あとは玄関の外に答えはあると。)
(/乗ってくれてありがとうございます~!そうですね、最初は残った思念が炎として見える、というものなのでその認識で合ってます!こちらこそ、チュートリアルですし、少々ややこしい能力かと思われますので気になることがあればなんなりと質問してくださいませ。それと、”残ったもの”が見える能力で証拠隠滅対策がしやすいので是非ぜひ活用してみて下さいませ。)
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