匿名さん 2023-04-29 22:51:31 |
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(何連勤したか途中から数えるのを諦めた程の多忙期間が終わり、やっとの思いで帰宅する途中。路地裏に続く、一般人なら見逃してしまいそうな、僅かな血痕を見つけ、持ち前の正義感と生真面目さによって路地裏へ入っていくと、店舗用の大きなゴミ箱や大量のゴミ袋の置かれた所へ力尽きた様に倒れている彼を発見したのだった。「彼」の事は、世間で話題の高校生探偵、と噂程度に知っており。何故彼がこんな所に?近付き「大丈夫ですか?」とやや遠慮がちに尋ねるも僅かに荒い息を吐いて苦しそうな表情をする彼から反応は無い。どうしたものか。後頭部の出血を加味し、一応救急車を呼び、彼の関係者に連絡を……と彼の携帯電話を探すと、左手元近くに開いた状態で落ちていた。だが、そこに写っていた物で急遽彼をみすみす逃すわけには行かなくなってしまった。……画面には、見覚えのある黒ずくめの取り引き現場が写っていたのだ。そこから、何となく彼の状況が推察でき、背中に彼を背負うと自らの上着をかけて顔を見せない様にした後、自宅に運び込こみ怪我の手当をしてベッドに寝かせた。"黒の組織"のバーボンとしては、携帯を回収し殺してしまうのが正解だろうが、そこまで冷徹ではない。それに、写真に写っている取引の情報を知りたい欲もあった、と自らに言い訳をして面倒事を背負い込んだ事を飲み込み。彼が目覚めた時用に水を、と寝室から出てキッチンに行きグラスにミネラルウォーターを注ぎそれを持って寝室に戻ると、彼の目とかち合った。こちらをぼんやりとした瞳で伺うその様子は、テレビに写っていた「工藤新一」の勝気で自信過剰な様子と異なっており、違和感を持ち。彼の言葉に返答すると共に、思わず名前を問い)
僕は安室透。……君は工藤新一君、だよね?
(/ありがとうございます。非常にわかりやすいロルでありがたいです。今回、状況説明の為に長くなってしまいましたが基本的にはやりやすい長さで構いません。分かりにくい時は書き直しますので遠慮なく言ってください。また、背後込みの交流は可能でしょうか?嫌でしたらこちらは無視して構いません。改めて、これからよろしくお願いします。)
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