毒入りの俺と君　、　《 恋人募 》

ん～、なんつーか…そういう気遣い？根回し？ッて気付かれない方がかっこよくね＿＿とか無意識に考えてンんだよな、多分。まァ一番カッコつけたい奴にはとっくにバレてンだけど（　 へら 　）うわ、仄クン悪いんだ～（　 じと 、 ／ 満更でも無さそうに 　）でも確かに、アイツらは驚くだろうな。…いつかお前とシェアハウスしてるって話したら「完璧主義の灯と暮らすとか大変そう」ッて言われたし。全然そんなことね～のに（　 けらけら 　）

ンは、そ～だな。お前のことで頭いっぱいでもある程度なら態度に出さずに、取り繕って生活出来るようになった。今でもお前と一緒に寝た次の日とかは「センパイ今日なんか機嫌良いですね、」とか言われたりするけど、誤差の範囲だろ（　 くく 。　）そりゃどうも。俺も生活リズムが合わないことだけ除いたら今の仕事は嫌いじゃねェから、仄が嬉しいなら何よりだけど。（　 眉下げへらり ／ 少々複雑な様子 　）あ～でもいつか、田舎で二人暮らしとかも憧れるかも。お前とならどこだって、何の仕事してたって楽しく生きていけそう。（　 目細めて 。 　）
そ、仄の好きなように生きて欲しい、その結果仮に金が稼げなくても幸せに暮らして、あわよくばずっと俺の傍に居てくれたら…的な動機。ホントの意味で判断基準がお前しか無かった頃だからな、必然的にそうなる。（　 頬ぽり 、　）驚く程想像出来てず～っと感心しっぱなし。マジでしっくり来た、お前が中退したとき初めて馴染めなかったこととか聞いて、一緒に登下校してたし話す機会はあったのに気付けなかった自分のこと責めたりして。ンで自分が他の高校選んだからこうなった、ッて負い目感じてるから突き放されたらそれ以上踏み込めなかった感じ。そのせいで大学進んだ後は「今度は絶対守らねェと」とか何とか余計拗らせててもアリかもな。（　 頬杖つきながら 　）お互いのことだ～いすきな癖に想いが捻くれすぎて溝出来ンの、まァじで若いッて感じ。
あのさァ、俺が仄のコト可愛いがってるからッてそれとこれとは別だかンな。（　 眉間に皺 　）…別に、お前が持つッて言うンなら三日三晩でもやってやるけど？（　 相手の顎下指の背でするり ／ 口元薄く歪めて 　）そのうち俺が帰って来たらジャングルでも出来てそ～だな。（　 ふは 　）けど滅茶苦茶花とか植物とか詳しいのに、俺が感覚で選んで買ってくる花もちゃァんと大事にしてくれるの愛感じる。（　 ふ 、 ／ 満足気 　）お前が苦じゃないなら、ローズマリーとかミントとか料理に使えるようなのも一緒に育ててくれよ。ホラ、自分達で育てたモンは格別美味いとか言うだろ？
ホワイトボードかなり助かる、折角寝付いたとこなのに叩き起しちゃ可哀想だしな～。今日起きた時も「力尽きてベットに倒れてる灯サン見付けたから俺も一緒に寝るね」ッて書いてあってやっと状況理解出来たし。ギリ風呂入った記憶しかねェのに朝隣ですやすや眠ってるお前見付けた時は何が起こったのかと…（　 けら 　）

俺の世界はず～っと仄サマだけの一神教だから心配すんなよ。（　 ふは ／ 雑に頭撫で　）ハイハイ、その節はいつもお世話になっております～。…毎回次の日に大後悔するけど、なんだかんだ助かってるよ（　 くつり 　）昨日は顔出せなくてごめんな、楽しくて色々長々練ってたら知らねェ内に寝てたわ…。やっと返せた、お待たせ。