匿名さん 2023-03-24 20:11:47 |
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で、ですよねっ…。
( すぐ傍でのドアの開閉音にびくりと警戒を高めたのは自身も同じで、微かに肩を揺らしては今しがた上げた声がそれ以上大きくならないようにと唇に緩く握った拳をつい寄せる。彼のことは大好きだけれどアイドル活動も大好きで、まだまだ広く世間に知られている身ではないものの、ばれてはならないとの意識が働いて緊張感が走るけれど彼と同じ階に住む住民ではないとわかると小さく安堵の息を吐き。つい先急ぎ自身の願望詰まった夢見る世界に入り込んだ意識を引き戻しながら、彼に賛同しつつ離された手を反対の手で握るように胸元に引っ込めれば、触れられた指先は少しぽかぽかと温かいような気がして。横に、それから下へと泳がせた視線は彼から当初のハーバリウムの案件に触れられたことで正面に戻すと、「じゃあそれだけなのでっ、よろしくお願いします」と改めて彼に告げ帰ろうかと爪先を部屋側から共同通路側に向けては、掛けられるのは大人しく引き下がるのを縫いとどめたのかと勘違いしてしまう言葉。「もうちょっとお話します?」「よかったらこれからデートとか…!」小さく心音高鳴るのを感じつつ、あれこれとこの場に留まろうかとしてみせるもののbot化とした彼。かえって楽しくなってしまって、何度目かの帰宅を案じる言葉で、「んふふ、今日のところはこれくらいにしときますね!」なんて満足げなうららかな笑みを向けては、カーディガンではもうほんのり暑いような晴天の下、漸く帰宅するだろうか。──後日、寮に届けられたメッセージカード付きのハーバリウム。かすみ草のヘアアクセサリーが入ったケースや瓶に詰められた貝殻、桜のハーバリウムが飾られた棚の前で、新たなハーバリウムとメッセージカードを手にして嬉しそうに笑みを咲かせた自撮り写真とともに〝届きました!ありがとうございます!一生大事にしますね〟とのメッセージ通知が彼のスマホを震わすだろうか )
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( / 全然大丈夫です、リアルさが増して逆に良かったと思ってます…!またの機会を楽しみにしておりますね* こちらも〆とさせていただきました!こちらのお休み期間により、長らくの卒業式イベントとなりましたが、とても素敵な思い出にしてくださってありがとうございました…!細かな感想は次に伝えさせていただきますね◎ )
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