通りすがりさん 2023-02-20 13:13:32 |
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>>62
>>リエル
ま、嫌味なオトコ。
( 彼の言葉にくす、と妖艶な笑顔を零して見せればチェリーレッドの唇をそっと白魚のような手で隠して。その言葉とは裏腹に口調は実にさっぱりとしており、特に気にした様子は全くなく。「 こちらこそ、一介の歌姫如きが生意気な口をききましたわ。 」とドレスの裾を掴んでしっかりと洗練されたお辞儀をしてみせて。 )
>>63
>>モヴィ
…ふふ、そうね。モヴィはすごく綺麗な顔をしてるわ。
( 顔には、という彼の言葉をさらりと肯定しては彼の陶器のような頬にちゅ、とキスを落として。そのまま彼のさらりとした髪を指で梳いては 「 それに、人を堕落させる才能もあるわ。男って結局甘やかしてくれる子が好きだから。 」と、セイレーンと言うよりはサキュバスと評した方がしっくりくるかのような蕩ける声でそう告げて。周りの男たちは思い当たる節があったのかパリン、と何処からかグラスの割れる音がして「ね?」と笑って。)
>>アリサ
嬉しいわ。
……残念ながら絵本のように泡になったりはしないし、王子様と恋に落ちたりもしないけれど。
( 幼い子供…と言っても彼女自身確かに幼いのだが、可愛らしくそう素直な気持ちを告げてくれる彼女に笑みを零しては、こそこそと後半を付け足して。残念ながら男共は全員〝色んな意味での〟食べ物としか見ていないので、あんなにロマンチックなことにはならないと。さらに付け足せば、恐ろしい海の魔女にあんな愚かな契約を結ばせることすらもない。なぜならシャロンは賢い女なので。湖の畔に自分も腰をかけては、ぱしゃん、とヒレで水面を揺らしながら彼女の方へ微笑んで。 )
>>65
>>ナーファ
────……。
( 路地裏に響く、艶のある歌声。それが響いた途端、ごろつき共が途端にふっ、と先程までの勢いが消えてふと虚空を見るような表情に変わり。ふら、ふら、と足元も覚束無いままにシャロンの方へ歩いていくごろつき共に目をくれることもなく、歌を歌いながら彼へこっちに来い、と指先のみでジェスチャーして。 )
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