通りすがりさん 2023-02-20 13:13:32 |
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>シャロン
「かもね。」
(酒豪で、滅多に酒に酔わないモヴィでも、彼女の声には酔いそうになる。尻尾は一向に落ち着こうとしないが、モヴィはどうしても仕舞おうとしなかった。このスタイルは彼のこだわりだから)
「人界だとね?さみしい人間がたくさんいてさ、知らないうちに僕も影響受けちゃったのかも」
(僕らしくなーい、などと思っていると、相変わらず行儀の悪い尻尾がシャロンの方へ伸びていって)
>シャロン
「……」
(相手の様子が変わった。今度は普通に話しかけられている。アリサは少し悩んだ、このまま近づいていいものかと、シャロンを見つめた。綺麗なドレスを着た、綺麗な歌声の女性。敵意はないようだし、それに…きっと悪いヒトじゃない。アリサは硬い表情を緩め、シャロンにゆっくり近づいて)
「こんにちは、おねーさん。私…アリサっていうの」
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