>21 〈笑花〉 * 木盲のドールは少し心配げな顔になりました 「そっかあ。……でも、君が傷付くのは、俺も嫌だ。もし次にからかわれたら、慰めるぐらいは出来るからね」 * 気を取り直したように頷いています 「はは、ありがとう。そういえば、君はどうして俺と話してくれたの?」 * 木盲のドールは〈笑花〉を見つめています