語り手(スレ主) 2023-01-30 19:01:35 |
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【世界観の説明①】
舞台は人間のみが生息する国、『ルメンクス』(通称:光ノ国)と、魔物のみが生息する国、『テネリタス』(通称:闇ノ国)。
住民の種族が違う二国は、互いに偏見・差別が多かったが、やがてその仲は悪化していき、戦争に発展する。
百年以上経った頃、ようやく戦争は治まり、二国がいがみ合うことはなくなるはずだった。
しかし、二国のすぐ下方にある『クレスクルム』(通称:黄昏ノ国)の帝王が、二国を再び争わせて滅ぼさせ、勢力を広げようと企む。
クレスクルムはルメンクスとテネリタスに工作員を送り込み、「ルメンクスの者がテネリタスを襲った」「テネリタスの者がルメンクスの建物を壊した」などの事実をでっち上げたり、互いの国の印象が悪くなるようなあることないことを吹き込む。これにより、ルメンクスとテネリタスの仲は再び嫌悪となってしまう。
さらに両国を混乱に陥れる為に、多額の金でクレスクルム側に引き込まれたルメンクスの大臣は、気弱な姫に「このままではルメンクスは、再びテネリタスの者に苦しめられる。ルメンクスの平和の為に、異世界の者に力を借りるしかない」と吹き込む。
これを鵜呑みにしたルメンクスの姫は、魔道士に頼んで異世界の者を呼ぶ。
一方テネリタス側でも、クレスクルム側に引き込まれたテネリタスの魔王の側近が、「ルメンクスの姫が異世界の者を呼んだ。いよいよテネリタス側に敵襲を引き込むに違いない」と吹き込み、これを聞いたテネリタスの魔王も、魔道士に命じて異世界の者をこちらに呼び込んだ。
黄昏ノ国の暗躍で運命が歪められていく光ノ国と闇ノ国。そして、それに巻き込まれる異世界の訪問者たち。
彼らの明日は、果たしてどちらか__?
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