影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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>コンラッド、ライダー(ヤーガー)、(母様(咲那))、all
ずっと性能が上がっているのか…凄いな?それにコンラッドは2014年の世界から来てるのか…どうりでカッコいい訳だ。
(兄弟の年齢毎に合わせた説明を施すコンラッドに兄弟も嬉しそうに瞳を向けたままスマホという機械の発展に感銘を受けて相槌を打つ。どうやら現代社会ではとても短い期間で機器の端末が更新(バージョンアップ)されるらしい。玲士もコンラッドの話を興味深そうに聞きながら世界中との通信網(ネットワーク)を介した情報共有が常に成されている世界を何と無く思い描いては素直に"凄い"と彼等の文明に感動する。ふと彼の生きる年代に触れるよう興味の矛先をコンラッドへと向け、"現代人はとても理性的で物事の解決が効率的だ"と感じるからかスマートでカッコいい訳だなと褒めて。年代の話題で何らかの(誰かの?)反応を見る為とは思わず、経験豊富な彼の生業に興味を持つよう「家業と役割…?コンラッドは人間を守ってくれているのか…?」と尋ねては)
あ、どうだろう…。母様が良ければ多分見せて貰えると思うけど。
母様、本日もあの変わった機械をお持ちでらっしゃいますか?コンラッドが母様の端末(スマホ)を少し見たいそうですが…
(コンラッドも母親の持つ端末(スマホ)に興味があると聞き。母親は警戒心こそ強いものの相手に害が無いと判断すれば基本的にはとても穏やかで優しく。単に見るだけなら特に問題は無いと思うと前置くものの、本人が良ければと母親(咲那)に顔を向けて。恐らく咲那は兄弟達母のスマホを持っていない。玲士も勿論悪気無く母親の姿をした咲那にスマホを持っているかと窺って)
わっ…!っはは、確かに偶然と奇跡だ。
(好奇心旺盛で当たりだとコンラッドから頭をわしゃわしゃ撫でられると玲士も目を細めて笑い。生きる時代や国籍、種族が違うこの遣り取りもきっと偶然と奇跡で出来ている。その遣り取りを微笑ましく見守るヤーガーを見上げていた燈もバチっと老婆との視線が合ってピョンと肩を跳ね。"箒で飛ぶには魔女になれば分かる"と言われると素直に、というよりは神妙に頷く。ふと自分は男だから魔女にはなれないかもしれない、といった思考が幼い頭を過り。性別問題にブチ当たった燈は箒で空を飛べないと諦めたのかちょっと残念げな顔をして)
…心が充たされずに寂しい、か。
ましろさんの話とコンラッドの話を聞いてると…、どの世代でも人は孤独と静かに向き合ってるんだな。
何というか、孤独を強く感じるまでは…よくないのかもしれないけど。…きっとそれを埋めるために…人は繋がれる便利な物の追求をこれからもしていくのかもしれないな…。
(手紙、電報、電話の発明から、未来の彼等が持つようなスマホという機種の画面を通しての文章、相手の顔が見られる電話等。感情と理性を持った人類は孤独を少しでも減らして、会えた時のような嬉しさを長く感じる為に。繋がりによって出来た嬉しさと寂しさが発明への原動力になってるのかもしれないと玲士は独白のように呟く。いずれは亡くなってもう二度と会えないひとに似せたクローンやアンドロイド等も未来では作れてしまうのかもしれない。はたっと顔を上げては両者へ何と無く気恥ずかしげに頬を掻きつつ「ああ、えっと…。」と若干慌てて)
大層な事を言ったけど…、正直、ちょっと二人の話を聞いて親近感、だったかな。…寂しさを感じるのはどの世代でも一緒なんだなって。
>ましろさん
あ、それだ。イングリッシュティーラテ・ウィズ・ホワイトチョコレート・アド・エクストラホイップ…。そうそう、そんな名前だったな?
(ましろさんの弾むような声色から子供の頃に聞いた単語を玲士も再び思い起こして頷き。呪文にしか聞こえない燈(ともり)は「…玲士、イツモ、頭ノナカ機械、入ッテルノ?」と、父親や兄の記憶力には常日頃常軌を逸していると弟なりに感じるからか。何らかの録音機能でも入ってるのかと燈(ともり)は理解不能な顔をして)
離れたくない、寂しい…か。
(ふとエメラルドグリーンの瞳に寂しげな翳りを一瞬目にしては此方もましろさんの言葉をゆっくり汲み上げ、気持ちを切り替えようと明るく努めるましろさんの桃色の髪を眺めては「それは…ましろさんの体験談、なのか…?」と、出会った子供の頃とは高低差が逆になった小さな背中に話し掛ける。燈と歩きながらましろさんと親しかったのであろう人の事を思い「…もしそうなら、ましろさんとその人との縁がまだ続いて…また会えるといいな?それだけ気の合う者同士が出会えるのも人生で何度あるか分からないと思うから。…凄く身勝手な考え方かもしれないけど、会えなくて寂しいと思える人に出会えるのは…幸せなのかもしれないな?」と持論を呟きつつ、陰ながらもましろさんの幸せを願うように)
俺達も仁達やましろさん達と別れてから…もう会えないんじゃないかと思ったり。一八おじさん達や皆の顔を思い出して…不意に寂しくて挫けそうでも、皆が励ましてくれた言葉を思い出してたんだ。俺達にとってあの時の皆やましろさん達はずっと憧れのヒーローだったよ。…勿論今でも。
(短い間ではあったものの、ましろさん達への確固たる信頼があった兄弟達。帰ってからも父親や母親に彼等からどんな励ましと経験談を聞かせて貰ったか、どんなにカッコ良かったかを両親の前でも再現していた事を思い返す。母親と同じ紅頭を隣でうつらうつらと揺らして眠そうである燈(ともり)をよいしょ、と兄の玲士は抱き上げてやりながらましろさんに顔を向けて)
寂しさの動力…というか行動する勇気?の話になるかもだけど…。俺達の父様も昔…、異世界の友達だった母様に会えない時期があったらしい。多分、いつでも会いに行こうと思えば会えたんだと思うけど…。
けど当時、母様が寂しがってるって聞いて…。父様は自分の為に開かれた祝賀会も放って…異世界へ走って行ったその先で…母様に自分の思いをきちんと伝えたらしい。
気持ちの動力が切っ掛けで…俺達兄弟も今此処に存在してるんだなって思う。
だから、俺達兄弟に会いたいと思ってまたこの世界に飛び込んで来てくれてありがとう、ましろさん。
お陰でまたこうして話が聞けて…感謝する事が出来た。…これもきっとましろさんとあげは先生が行動してくれた奇跡だ。
(ましろさんの言う"実際には会えない寂しさ"というのは理解出来ると同意する玲士、相手の顔を見て実際に対面する事の大切さはいつの時代でも失くならないのかもしれない。彼等との出会いは子供だった自分達にとっても多くの学びや経験と変化をもたらし、ここまで成長出来たのだと感謝を伝えることまで出来た。勇気を出して行動してくれたとましろさん達へと心からお礼を伝えるように)
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