影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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>ましろさん、コンラッド、ライダー(ヤーガー)、all
ましろさん?
(バッグを置いて戻ってきたましろさんの気配に顔を向けると、木の根の隙間で震えているモモンガのようなゴブリン種に手を差し伸べていて。どうやら敵意は無いといった証明の為だったらしい。ましろさんなりの優しい対応には此方も頭が上がらない思いで屈んだままじっとふたりで反応を待っていれば子ゴブリンもましろさんの指先と空気を嗅ぐような仕草からそろりとリスのような後ろ足が動き。彼女の手のひらにすっぽりとボールのように収まる。その様子を見て「お?」と此方が声を溢してしまうと男性の低い声に一瞬吃驚した子ゴブリンはリスのように素早い動きでましろさんの腕を伝うと肩に避難してしまい。「っはは…、ましろさんに懐いてるな?怖がらせてごめんな…俺は玲士だ。」と、屈んだ状態で此方もましろさんと合わせるよう子ゴブリンにぺこりと頭を下げつつ自己紹介し。小さいものの頭は賢いのか、危険でない事を理解して威嚇したりしない辺りましろさんに危害は加えなさそうだ。少女の薄桃色掛かったロングの髪を隠れ蓑にしているように首の所でじっとしている様子を一旦安堵して見ていると)
…!
(自分はそんな人間達に荷担したと自責の念を抱く彼(コンラッド)に振り返り、"それは違う。"と玲士も言い掛けたところでゴンっと鈍い音がし。ライダーがコンラッドの額を杖で殴っている事に若干面喰らいながらも叱咤激励にも似た彼女等の遣り取りには何と無く微笑ましいのか吃驚した肩を下げつつ)
ライダーの言う通り、襲われたのは事実で正当防衛だ。…ましろさんを助けてくれてありがとう。
この群れに付いてきたこの子(モモンガのようなゴブリン種)の未来も変わった…。人間を襲わないようになってくれるのは…、きっと大きな事だ。だから殺さないでくれてありがとう、コンラッド…。恩に着る。
(人間との確執により、恐らく既に見境の無くなっていたゴブリン達。ましろさんを救ってくれた事実にも、そして別種ではあるがモモンガのようなゴブリンの新たな命の運命を変えてくれた事に此方も再び助けてくれた彼へと感謝して。せめて埋葬して弔ってくれるようなコンラッドの背中を見ては玲士も少し眉を落として微笑む、どうやら彼は全くの無情な男では無いようだ。それだけでも安心しながら立ち上がり、膝を払いながらましろさんに顔を向けて「ましろさん…、ちょっとの間あっちでその子を見ててやってくれるか?…後で話したい事が山程ある。」と、久し振りに会えたましろさんへと面映ゆそうに笑い。それは謀らずしも出会った頃(少年の頃)の面影が残っている笑顔で、あの玲士と同一人物だと言う事の確信に繋がるかもしれない。スコップで穴を掘るコンラッドに「コンラッド、俺も手伝う。ライダーに殴られたとこ大丈夫か…?」と、額から流血したままのコンラッドをまずは心配しながら)
>草壁咲那、all(/あわ、異種族さんも見えるように変更してくださって本当にありがとうございますっ…とても嬉しいです…!><。キャラクター(玲士)から見えている母親の容姿や服装のデータやらを念の為表示しておきますね*母親じゃないよ、とその場でネタバレさせるか。そのまま偽るかは草壁様にお任せ致します*)
(ゴブリン達の亡骸を集めようと森の奥まで来ると、何故か立ち尽くしているシルエットを見付けて。此方も木々を分けていた手を止めては木漏れ日の逆光で一瞬淡い栗色の髪とペリドットのような瞳の少女の姿がちらっと見えた気がしたが、眩しい為に金色の瞳を細めてはよくよく見ると何故かそれはよく見知った姿で玲士も目を丸め)
…母様?
(また行方不明となった弟を探しに行くと出立する際、母なりに心配を圧し殺したような空気を纏いながらも此方を信じて笑顔で見送ってくれたあの顔立ちと格好である姿が何故かそこにいて。思わず此方も拍子抜けしながら身内を呼び。少しぼおっとしている様子を心配してはすぐに近くまで駆け寄りつつ「どうして此処に…?じゃなくて、来てくださってたのに気付けなくてすみません…おケガは?」と、両親は異世界を行き来する事の慣れている人々だからか特にこの場へ佇んでいる事への疑問は湧かずに。ケガは無いかと心配げな顔つきで小柄な母親(※咲那)を見降ろして)
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