隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

そりゃ俺だって成長してるんだもん、重いとは思うよぉー？(相手の重いという呟きが聞こえてくれば、フニャリと微笑んだまま成長したからだから当然だと告げつつも自分で歩くという選択肢はウトウトとしつつあった思考では思い浮かぶことは無く)

ジェルももう17だもんな(相手の言葉にくすっと笑って言いながら、相手を抱っこした状態でベッドまで行き、着けば相手をベッドに下ろしてから自分も相手の隣に寝転がり)

へへ、アル兄と一緒ぉ(相手によりベッドに寝転がされ、その隣に相手が寝転がれば眠たそうでありつつも嬉しげな声色で相手と一緒であることを呟きながら相手の身体に抱き付いて)

ふふ、うん、一緒だよ(眠たげに嬉しそうな声で一緒だと言う相手が可愛く、ふふっと笑いながら抱きしめ返して、一緒だと言うと頭を撫でて)

アル、に、ずっと、一緒、がい…(相手に頭を撫でられれば表情の幸せそうな様子を深め、スリと擦り寄せていたがかなり眠たげな様子で小さな欠伸と共に何とか言葉を紡ぐもその最中に睡魔に負けそのまま小さな寝息と共に眠りに就いて)

！…うん、ずっと一緒にいようね(睡魔に抗いながら、言葉を紡ぐも、途中で寝てしまった相手が可愛く、微笑みながら一緒にいようと言って、抱き締めたまま自分も眠ってしまい)

ん、ぅ…(相手に抱き付いて眠りに就いた翌朝、僅かに身体を捩りつつ小さな寝ぼけ声と共に意識を浮上させれば、目の前に相手の寝顔が見え思わず目を丸くし。そう言えば相手に抱き付いてたっけ、なんて思い出していく内に相手から恋愛的感情を持っていることを告げられたことも思い出してしまい、顔が赤く染まり。そんな相手と抱き付いて寝ていた為にどうしよう、なんて考えるも纏まらず、相手の胸元に顔を埋めることで隠そうとして)

じぇるみあ、そっちだめ…(夢の中で、小さい頃の自分と相手が遊んでいるらしく、相手を制止するような寝言を言いながら、相手を抱き締めていて、「ばつとして、ぎゅーしてやる」と寝言を呟く表情は幸せそうで)

わっ…(相手の声に恐る恐る顔を見上げた瞬間また抱き締められ思わず小さいながらも声が漏れ。幸いにもまだ相手は眠っている様でホッとしてれば、眠りながらも何処か幸せそうな相手の表情を見て相手が幸せなら良いのかな、なんて思いながらもやはりまだ恥ずかしい気持ちは残ってる為に顔を相手に見せぬよう少し俯けて)

ん…ふふ、じぇるがおっきくなった(暫くは相手に抱きついたまま眠っていたが、目を覚ますも、寝惚けているらしく、目の前に映る相手を見て、小さい頃の夢を見ていた為か、幸せそうに微笑みながら大きくなったと言って、相手の頭を撫でて)

っ…アル兄ってば…(俯いたままでいれば、相手の声が聞こえ、頭を撫でられれば恥ずかしさもまだ残るが幸せな気持ちも増えてくるもので、無意識に撫でてくれる手に擦り寄せて)

じぇるはずっとかわいいね(相手の頭を撫でていれば、相手が擦り寄せて来て、くすっと笑いながら、相手は小さい頃からずっと可愛いと言い、無意識に「…ほんと、すき」と小さく呟いて)

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(/すみません、名前ミスです！)

(/大丈夫ですよー)

っ…可愛くなんか、無いもん(相手からずっと可愛いと言われてしまえば、カアッと顔を赤くしつつホント好きだ、と呟く相手の言葉に少し不満げに、それでも何処か完全に嫌がってる訳ではないような声色でポツリと呟きをこぼし)

ふふ、ごめん(相手が不満そうに可愛くないと言えば、完全に嫌がってる訳じゃないと分かっているため、ふふっと笑いながらごめんと謝り、相手の額にキスをしていれば、ようやく起きると、寝ぼけていた間の事を覚えてるらしく、恥ずかしそうに顔を赤らめ)

(/遅くなってしまいすみません！)

…なにアル兄まで赤くしてんの(相手に額へのキスをされれば恥ずかしくて仕方なく、それでも起き上がった相手が頬を赤らめてるのを見て可笑しく思いつつそう軽口を吐きながら自分も起き上がり)

(/大丈夫ですよ、お気になさらず！)

寝惚けて色々恥ずかしい事しちまったし…(手で赤くなった顔を隠しながら、恥ずかしそうにぼそほそと、恥ずかしい事をしてしまったからと言い)

…それって、小さかった時の俺の夢見てて、急に俺がおっきくなっても好きって思っちゃったこと？(恥ずかしがる相手の姿はやはり何度見ても見慣れない、それ程までに興味がそそられる姿で、相手の身体に自分の身体を添わせるようにゆるりと抱き付いては耳元で囁くように問い掛けて)

っ、そ、そう…(耳元で囁かれると、小さくピクリと反応して、耳まで真っ赤にしながらこくこくと頷いて、抱きつかれれば余計に恥ずかしくなり、「今だけ抱きつくの、だめ…」と言い)

えぇ、何でぇ…(今まで見たことがない相手の姿に思わずゾクリと背を這い上がる感覚を抱きつつ、相手の抱き付きを拒否する言葉に不満そうに呟くも、相手からの言葉であるが為にキチンと少し離れて)