匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【降谷 零】
( ソファーに横になると案外すんなりと眠りにつくことができた。途中で彼女から声がかかることもなく、朝を迎える。ふとスマホの着信で目が覚めると、風見から「衣服一通り揃えたものを部屋の前に置いておきました」との連絡。礼を伝えると、そっと体を起こし彼女がまだ寝ているのを確認して玄関へ。衣服の入った袋を部屋の中に持ち帰り、彼女が起きたら着てもらおうと思う。まだ起きるには早い時間ではあったが、目が完全に覚めてしまった。朝ごはんでも作ろうと台所へ行けば、ご飯を炊き、手馴れた様子で味噌汁を作る。ある食材で作ると完全に和食になってしまった。彼女の口に合うかと少し悩んだが、しかたない。暫くするとご飯が炊けるいいにおいが漂ってくる。そろそろ彼女を起こそう、と隣の部屋へと移動して。)
─おはよう。
【松風 春】
さっそく手に取っていただいて嬉しいです。
学校の方は、週に3日勤務でして。今日はお休みなんですよ。
( 相変らず本を読む姿も絵になるな、なんて思いながら、問われた質問には勤務形態の話をして。実際は週3日小学校勤務、残りは警視庁勤務となっているのだが、後者の方は現在組織について調べていることから今日のように休みの日も実際バラバラで。本を購入するという彼には、言われたら貸したのに、と思うも本が好きなら買って読みたいという気持ちも分からなくはない。ふと、もしこの後暇ならぜひ本についてもっと話したい、という気持ちと、これは沖矢昴に関して調べるチャンスかもしれない、とが入り交じり思わず提案をして。提案をしてから、なんだか不自然な誘い方だっただろうかと逆に恥ずかしくなってきて。暇だったら、と言葉を付け足し。)
あの、もしこのあと時間があったら。近くにブックカフェがあるんですけど、そこいきませんか?本についてもう少しお話したいな、なんて…。
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