匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【降谷 零】
そうか、それならよかった。
( 改めて上から彼女を見ると、透けたネグリジェから肌が見えてその姿は衣を纏う天女のごとく美しい。伸びてきた手が自分に触れ、抱き締められるともうそこからは、理性の糸が切れたように彼女の唇を貪りながら身体を愛撫し。夢中になりながらひたすら彼女を求めてしまった。
気が付くとカーテンの隙間から朝の光が差し込んでいて。薄く目を開ければ、隣には眠る彼女の姿が。その寝顔を見つめ微笑むと髪を優しく撫でて。)
(/暗転させていただきました!)
【夏川 宵】
…ん。
( 口付けに応えていると、体が宙に浮いたことに気づき。姫抱きになんてされたことはないので、何だかくすぐったいような、慣れないソワソワ感を感じ。軽々と持ち上げているが、重くはないだろうかと思いながら、僅かに緊張をしつつそのまま寝室へと運ばれ。ベッドに下ろされるとじっと彼を見上げる。恋人がいなかったわけではないし、経験もないわけではないが、やはりこういうことに慣れはない。だけど、不思議と彼となら、と怖い気持ちは一切ない。)
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