匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【マリア】
あ、苦手な人はいるんですね。
ちょっと安心しました。でも……苦手な事が無いのはらしいなとは思いましたが…そんな零さんでも苦手な人はいるんですね…どんな人なんですか?
(一緒に過ごして数日。彼との暮らしは新鮮なことだらけで本当に楽しく好奇心を満たしてくれる。それに恋人になれて彼との些細な触れ合いが愛しさと恥ずかしさもありつつ幸せを感じられる日々で、毎日が楽しく、嬉しいことばかり。
自分に出来ないことは数多い。まず歩行もまだ1人では満足に出来ず、識字も同様だ。いずれ1人でこれらが出来るようになって、彼に恩返しをしたいと心から思っていた時に、彼が何かに苦戦している姿を見たことがないなと思い、質問してみれば、苦手な事は無いと言う彼らしくも、常人を逸しているであろう回答に思わず苦笑と感嘆が浮かぶが、そんな彼でも苦手な人がいると聞けば、一気に親近感が湧き、どんな人なのか気になると言うもの。彼からダージリンティーを受け取り、ありがとうございますとお礼を言うと、どんな人が苦手なのかなと自分でもこういう人?と考えながら質問してみて)
【赤井 秀一】
なるほどな。
まぁ、何かの拍子に誰かが家に上がるとなった時に書類があれば、これは何かと聞かれるのは明白だからな。
にしても、凄い量の本だな。
俺でもまだ読めていない作品がある。
(座っていてと言われれば、大人しくソファーへ座って彼女を待つ。その間、部屋の中で一際存在感があるのはやはり本が沢山詰まった本棚だろう。
推理小説が好きなのは聞いている為、定番のシャーロック・ホームズは勿論、工藤優作著の「闇の男爵」シリーズ。その他にも見たことがある本もあれば、全く見た事のないシリーズ本もある。
これだけ本が揃っていれば、休日に読む本は困らないだろうが、新作が出れば買いたくなるのが本好きの特長。
隣に座った彼女に視線を移すと、本の話題を持ち出しては。
自分もそれなりに読んでいるが、有名所から攻めて行くのもあり、読めていないものも沢山ある。本を読むと、外の世界と遮断され自分だけの空間でゆったり過ごせるのもそうだが、推理小説となると、張り巡らされた伏線と、犯行動機、事件を起こした方法なんかを読み解いて、犯人を特定する楽しさ、もう一度読み直して、これが伏線だったのかと思いながらも良しと良いことだらけだ。今度彼女に本を借りるのもありだなと思いながら上記を言って)
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