匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【降谷 零】
そう、か。
じゃあ頑張ってくれているマリアに応えないとな。
僕だって君が望むことは何だって叶えよう。遠慮なく言って欲しい。
( 彼女の言葉を聞くと、ちっぽけな自分の心配も特に意味をなさないということが分かる。話にはきいていたが、人魚という種族は人間の違って真に一途な生き物なのだ。これだけ自分のことを想ってくれている相手に、自分こそ彼女にふさわしい男でいられるように頑張らなくては、と思うし何があっても彼女のことを守ってみせると心に誓う。もしかしたら職業柄何があってもおかしくない立場だ、ずっと、という保証はできないがそれでも彼女への気持ちを込めて、そっと彼女の右手の甲に短いキスを落とし、そろそろ出かけようと提案をして。)
そろそろ行こうか。
【夏川 宵】
ありがとうございます。
…この後どうします?2人で会場内を見て回ります?これだけ広いと1度分かれて動いても良さそうですよね。
( ボーイの元に彼と共に行くと2人分のグラスを受け取る。白ワイン独特の香りが鼻をかすめるが、変なものの匂いは一切しない。先に相手が口をつけたのを見て、もしかして此方を気遣ってくれたのかと思うと、恋人役をしていることもあり大事にされていると勘違いしそうになる。やっぱり彼は優しい。ワインをひと口だけ飲むと確かにとても飲みやすいと頷くも、自分はひと口だけにしておこうと心の中で決める。また会場内を見渡すも、この広さでは中々敵の動きも読みづらい、一旦分かれて後に合流するのはどうだろうかと提案を。)
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