匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【降谷 零】
マリア、君はもう少し甘えて生きてもいいと思う。
むしろ、迷惑をかけるのはこちらの方だから気にしないでほしい。
( 少し見えた彼女の顔が夕陽に照らされているからか、はたまた他の理由からか紅く染まっているのに、こちらも少し恥ずかしそうに微笑む。こちらの気持ちを受け止めてくれたにも関わらずやはり彼女が言うのは「迷惑をかける」という言葉。そっと彼女を少しだけ離すと首を横に振り、恋びとになってしまった以上迷惑をかけるのは此方であるということは分かっているし、なんなら自分という人間しか知らない彼女を自分に縛り付けてしまったような気がして申し訳ない気持ちもある。だから彼女には素直に生きて欲しい、そう思うのはエゴだろうか。)
【夏川 宵】
ふふ、だってここで降谷に言ってしまったら、本のことについて語り合えないじゃない?それは嫌だなーって。
…、こんど沖矢さんの姿じゃない赤井さんにも会ってみたいな。
( 簡単な条件であったことに笑みを零す相手の表情を見ると、その笑顔に思わずドキドキと胸が高鳴る。イケメンの笑顔は心臓に悪い。なんて少しだけ顔を赤くすると、こちらも笑いながら、そういえば今の沖矢の姿は仮の姿。赤井秀一の姿も機会があれば見てみたいなんて願望を零しつつ、それは彼も難しいのは分かっているがと付け足して。)
…ありがとう。
じゃあ逆に私も協力できることがあれば言ってくださいね。
( 思わぬ協力の申し出に、確かに潜入捜査などでは1人でいるより夫婦や恋人でいる方がやりやすいことが多い。彼の恋人役に、などと少し恐れ多い気もするが、せっかくなので今度そういう機会があれば頼もうと考え、自分も逆に協力すると伝えて。)
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