匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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そうですね。
体調を崩してはいけませんし、帰りましょうか。
(どうやら自分の秘めた言葉の真意も表情も彼にはきちんと伝わらなかったようだ。言葉にすると増々その想いが膨らむが、彼にこれ以上迷惑をかけるつもりかと自分を叱責して律する。言えただけでも幸せなのだ、こちらが勝手に吐き出した言葉に応えの声は無くても良い。彼は魅力的な人だ、いずれ彼の心を射抜く女性が出てくるかもしれない。と考えて差し出された彼の手を取る。大きくてどこか骨ばった男性の手。彼の手は優しく人を落ち着かせれる手だ。自分の白い手と彼の褐色肌の手。大きさもだいぶ違って彼の手にすっぽり収まる自分の手を見れば、恋人になれば手を繋ぐだけでも色々ありそうだなと思って)
海に帰るまでに恋人、出来るでしょうか?
私を受け入れてくれる人でちょっと強引な所があったりするとときめいて固まってしまうかもしれません。
(海に帰る期間はまだ未定だ。遠くは無いが近くも無いだろう。その間に経験として人と恋をしてみるのも良いかもしれない。そう思い、彼へと抱く想いを上書きしてしまおうと算段をつけ。
こうして手を繋いでいる時に突然に手を引かれて抱き寄せられて口付けなんてされようものならときめかない訳が無い。それらは女性に人気らしいと今日聞いたし、どれほどときめくのか興味津々な様子で笑うがあくまでも世間話という体を崩さずにのほほんと笑って。自分には縁が無いことだろうが好きな人からそれをされるのはきっと痛いほど胸がときめいて、驚きもするだろうが恥ずかしくもなるだろう。人というのは色んな恋愛がある時聞いた。勿論想いが通じあってと言う人にしかそれは許さないが、どんな感じなのだろうと興味を口にする位は許して欲しいし、彼を困らせることも無いだろうと口にして)
【沖矢 昴】
実は元々左利きだったんですが、母親の教育で右手に……なんて通じないか。
俺の正体についてはある程度当たりをつけているだろう?
だが、外で話すのは少々まずくてな。家に着くまで待ってくれ。
(初めは誤魔化そうともしたが、変声機の不具合で自分の元の声を聞かれまだ一度も聞いた事が無いのならまだ誤魔化せたかもしれないが、彼女にはパーティ会場で聞かれているし、その時に左利きなのも見せている。言葉を重ねるだけこちらに対しての不信感が募り、こちらの正体についての確信を得られるだけだろうと思い、今は車内とはいえ外だ。家の中でならハイネックの下にある変声機を見せてスイッチを切るが、外でそれをやるのは少々リスクが高い。口調をこれまでの沖矢昴としての口調では無く赤井秀一の口調で声音は沖矢昴と言うなんとも言えぬ状態で彼女にそう伝えると、丁度工藤邸へと着き車を停めて運転席から降りては彼女も降りてきたのを確認すると車に鍵を掛けて。工藤邸の鍵を解錠すると上がるように言いつつ、念の為に自分と彼女に盗聴器が付けられていないか確認した後、リビングへと通してお茶を2人分出すと椅子に座り)
まずは、何から話そうか…。
俺の名前は赤井秀一、FBIに所属している。
君の本名は分からないが日本警察、それも公安に所属していると踏んでいるが間違いはないか?
(と、首元の変声機のスイッチを切ると赤井秀一の声で単刀直入にそう切り出して)
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