わかった…。 ( 手首を掴まれる感覚にはさすがにびくっとして。暗闇で何も見えないというのはこれほどまでに恐怖なのかと思い知らされる。しかし隣に相手がいてくれるという安心感に、その恐怖心は僅かに安らぎ。梯子と反対側に進むと手探りで何か障害物がないかと探りながら歩いてゆく。暫くすると突き当たりに行き着いたのか、扉のようなものがあり。) 扉だ。鍵は…かかっていない。