ROSARYー変わり果てた世界で戦い続ける者たちー

『ミッションについて』

現在DOGMAとROSARYの小競り合いは各地で続いている。戦力で圧倒的な有利を誇るDOGMAが下層に大規模な進軍を行ってこないのは現状、ROSARY側の戦績が芳しく無いためである。全体の指揮系統を失ったROSARYは物資奪取や爆破、待ち伏せによる撹乱が関の山であり、守りにおいては一定の戦果を保っているが攻めに転じられていないのである。
このことからDOGMAでのROSARYの評価は「こちらから攻め入らなければ噛み付いてこない」とされており、このまま一定の緊張状態を保ち、内部の拡張を優先する考えが主流とされている。
が、ROSARY以上の構成員数を誇り、様々な派閥が跋扈するDOGMAの中にはROSARY殲滅を強く推し進める過激派も存在し、そういった者たちによる急襲への対策もまたROSARYにおける"守る戦い"であり、ミッションとして各アジトの統括管理者（当アジトにおいてはリナ・クロムハーツ）から発令される。

『レイドボスとレイドボスバトルについて』

レイドボスはROSARY構成員が単身で撃破することの難しいDOGMAの強力な兵器の総称である。
周囲に通常レベルのサイボーグ兵や一般兵を展開しながら、時折下層に進軍してくるこれらに対処するミッションのことをレイドボスバトルと呼ぶ。


『ミッション（レイドボスバトル）の参加方法』
非常に危険なミッションになるため、ROSARYでは作戦参加において本人の意思を最優先することとされている。参加を希望する構成員はレイドボス討伐のミッション発令から48時間以内に参加意志の表明が求められ、時間を過ぎた場合は不参加の意思表示として扱われる。

『レイドボスバトルのロール順について』
作戦に参加した構成員には、意思表明をした順番に1から番号が割り振られ、その数字が若い順にレイドボスへの攻撃ロールを行っていく。一番大きい数字の構成員が攻撃ロールを行った後は、再び1番から攻撃ロールを行っていく。
（例）
参加者が3人の場合
1→2→3→1→2→3→1→2→3→…

『レイドボスを撃破するには』
レイドボスにはHPがロール数で設定されており、そのロール数分の攻撃ロールを受けるとレイドボスは機能を停止する。

（例）
【レイドボス】
Name…多脚戦車
種別…大型機械
HP5ロール

上記の場合、多脚戦車というレイドボスはHPが5ロールと定められているので、5回の攻撃ロールを与えることによってこのボスを撃破することができる。
また、レイドボスが周囲に展開している通常兵はROSARY構成員なら単身撃破が可能な相手なので、レイドボスへの攻撃ロルの最中に牽制、撃破が可能である。

（例）
デカブツめ…いい加減、壊れろっ！

（地を蹴って多脚戦車の足元まで一気に肉薄すると、周囲を固めていたサイボーグ兵の一人へと銃を発砲し。正確に眉間を撃ち抜かれて躯となったそれを踏み台にして空中へ舞い上がると、銃弾の雨を多脚戦車へと撃ち込んでいき）


またレイドボスには種別として機械、サイボーグ、強化薬品使用個体等姿形による分類がなされているが、これは大雑把にレイドボスの特徴を語っているだけの項目であり、特定の条件を表すものではない。
大型の機械であるならば装甲が厚い可能性があるから貫通力のありそうな技を。サイボーグなら人型である以上、対人スキルを使おうなどとロールの参考にして貰えれば幸いである。
また、ROSARY構成員が必ず持つ奥の手は、レイドボスの撃破に必須のスキルであり原則としてレイドボスには奥の手でしかトドメを刺すことができず、一構成員が一度のレイドボスバトルで奥の手を使用できるのは1回までである。計画的運用を心掛けて貰いたい。


『レイドボスバトルの進め方』
レイドボスバトル中、順番の回ってきた構成員が行えるコマンドは4種類あり

・攻撃
・サポート
・奥の手
・ダメージorパス

のいずれかのコマンドを選択することになる。
選択したコマンドをロールの先頭に【】で括り記載し、行動意思を示すことで行動が決定される。

『攻撃』
攻撃は通常の攻撃をレイドボスに対して行う。
レイドボスのHPを1削る効果がある。

（例）
【コマンド 攻撃】

はぁぁぁ！

（多脚戦車へと銃口を向け、マガジンに装填されている銃弾を全て対称へと撃ち込むために引き金を弾く）

『サポート』
サポートは次の順番の構成員への補助動作である。
レイドボスに直接ダメージを与えることはできないが、次の順番の構成員が与えるダメージが2倍になる。
効果を与える相手は指名制ではなく、自身の次に控えている構成員にのみ有効。
重ねがけ不可
次の構成員がサポート、ダメージorパスのコマンドを選択した場合効果は消失する。
《※最重要項目
飽くまで楽しむための刺激的なロールとしてレイドボスバトルを作成致しました。レイドボスは時間を掛ければ絶対に攻略可能です。サポートというコマンドも積極的に戦いたくないキャラクターがレイドボスバトルにおいて置き去りにならないために作成したコマンドであり、ガチガチの攻略や所謂空気読み、暗黙の了解を推奨するものではありません。自身がサポートコマンドを選択したのに次の人が攻撃してくれなかったー！という部分まで皆様で和気藹々と楽しんで下さると幸いです》

（例）
【サポート】

これで…ちょっとはマシになるでしょ！？

（建物の柱を撃ち抜き、半壊したビルの瓦礫を崩落させると、降り積もった瓦礫で即席のバリケードを作って。ここでなら少し落ち着いて次の一手に備えられるか）


『奥の手』
奥の手は一構成員が一レイドボスバトルにおいて1回のみ発動させることが出来る必殺技であり、レイドボスのHPを2削る効果がある。
自身の前の順番の構成員がサポートコマンドを取っていた場合には2倍の補助効果を得ることができ、レイドボスに対して4ダメージを与えることができる強力な攻撃である。が、参加メンバー全員が無計画に使ってしまうとレイドボスへのトドメを刺すことができなくなるため注意が必要である。

（例）
【奥の手】

そろそろ、終わりにさせて貰うわよ！

（十字架を銃のグリップに装着し、マガジンを再装填。貫通力の高い弾丸を多脚戦車に向け連射し）

『ダメージorパス』
レイドボス、味方に対して何の効果も与えないコマンド。戦闘の雰囲気出しのための苦戦描写、もしくは次の順番の構成員に活躍してもらうためのコマンド。

（例）
【ダメージ】

しまった…！っ！あぁ！！

（銃口を多脚戦車へと定めていたところを、横からサイボーグ兵に蹴り飛ばされバランスを崩しながら吹き飛び。空中で一回転して何とか体勢を立て直すも受け身を取るのがやっとで）

【パス】

っ、弾切れ。仕切り直しね

（敵から距離を取り、物陰に隠れるとジャケットのポケットに仕舞ってあった弾丸をリロードしつつ、敵の動きを注視し）



『DOGMA側のコマンド選択について』
DOGMA所属の人間はレイドボスバトルに暗躍という形で参加できる。
これもミッション発令後48時間以内の宣言を持って適応とする。
暗躍者も参加表明を行ったタイミングで、ROSARY構成員と同じ順番の数字が割り振られ、順番制で行動するタイミングが回ってくる。
選択できるコマンドは
『裏切り』
ROSARYメンバーに悟られない方法でレイドボスに1ダメージを与える。
『加勢』
レイドボスのHPを1回復する。
の2つである。



『レイドボスの行動について』
レイドボスの行動はレイドボスバトル中、ロールを書く個々人が自身のロール内で自由に動かすものとする。
レイドボス参加者のコマンドロールに対して逐一主からレイドボスの行動ロールを書くのは非常に負担が大きいための措置である。
トピ主も決して時間を持て余すほど余裕のある人間ではないため配慮をお願いしたい。

『レイドボスクリア報酬』
レイドボスはDOGMAの技術を多分に搭載しているため、撃破後にその装備を奪取し自身の肉体改造に宛行うことが可能。
レイドボス出現時、発令されるミッション要項にレイドボスの装備が一覧として書き出されるのでクリアの暁にはその装備を自身の武器として新たに取り入れるかを是非検討して欲しい。
レイドボスの装備は参加者全員分に振り分けられるので、全員が同じ武装に強化することが可能。早い物勝ちではないため慎重に検討を進めてもいいだろう。また、既存の武装の互換改造である場合を除き、改造を行った者はサイボーグ化パーセンテージが上がるため注意が必要。（何%向上するかは背後様に一任致します）