匿名さん 2022-12-16 23:33:53 |
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ご、ごめんなさい。信じてない訳じゃないんですよ……(気を悪くさせてしまったかと不安になり、慌てて謝る。今まで様々な大人と関わってきたが、彼のようなタイプは始めてだった。人をからかい、惑わし、いくつもの側面を持っている妖艶な男。自分が相対した事の無いタイプで物珍しいというよりも、自分が相対した事の無いタイプだからこそ大事にしておかなくてはと思える。財布が見つかったらもう会うことは無いかもしれないが、彼と一緒にいると自然と快楽を感じる。性的な快楽ではなく安心感と充実感、そして何故だか感じる不穏な感覚。それらが渾然一体となって独特の快楽をもたらしてくれるのだ。どんな体験をしても得られなかったであろう感覚は、彼と一緒にいると得られる。それだけで彼と行動を共にすることには意味があった。だからこそ、彼との関係は壊したくない。笑いかけてくれる彼に少し安堵すると「そうです。ここの映画館です」とやや早歩きになって映画館へと足を入れる。辺りを見回しながら「そう言えばここにもお知り合いがいるんでしたよね」)
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