通りすがりさん 2022-11-20 19:17:51 |
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『そりゃあ食べるよ。と言ってもくもちゃんほど頻度も量も多くないけど。俺は月に1回、小指の爪位の大きさで十分なのさ。人肉は趣向品みたいなものだからね』
(彼と共にキッチンに行けば自分の分のコップと好みのお菓子が置いてあり、分かってるなーと麦茶を注ぐ。彼は先程の自分たちの会話に気になることがあったようで、質問に隠すことでは無いと素直に伝えて。が、友人は比較的多く食べる方で自分は逆に少ない方で、自分の小指を見せながら説明した。人外にとって必ず食べないとならない物ではなく、食べなくても生きていけるが殆どの人外が人肉を口にしているのは自分でも疑問に思っていて『不思議だよね~』と呟いた。
少しの沈黙のあと、お菓子を口に入れ麦茶を飲むと彼の方へと顔を向ける。友人が人間の友達をそばに居させるなんでこれまでない経験で、そして人間である彼が人外である友人の傍になぜいるのかを尋ねた。友人に悪い感情を抱いているのならこの場で自分が代わりに殺そう、ともかすかに思っていて)
『…むしろ楓ちゃんはなんでくもちゃんのそばに居るんだい?くもちゃんの姿見たことあるんだろ?』
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